お知り合いsecond【実/況/者】 (ページ3)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:4,178 hit

3. ページ3

ドクッ…ドクッ…

心臓の音がうるさい

さっきまで聞こえてたはずのレトさん達の声が聞こえない

頬も次第に赤くなり熱を帯びる

苦しい…

俯いて動かなくなった私を不安に思ったのか、キヨが私の肩を揺らす

キ「おい、A？」

覗き込んできたキヨと目が合った

キ「おまえ…顔真っ赤」

「ふっ」と笑って私の髪を耳にかけた

貴「うるさい」

キヨの１つ１つの行動にドキドキしてしまうから
気を紛らわすためにキヨの手を払った

貴「ガッチさんのとこに行く」

すっと立ち上がりガッチさんの隣に座る

ガ「あら？どーしたのAちゃん」

目線はテレビの画面に向けたまま隣に座る私に気付き声をかける

貴「キヨの隣ヤダ」

牛「なになに～キヨやめろよ～俺らが見てない所で手出すなって」

私の言葉にすぐに反応しキヨを煽るうっしー

キ「出してねーよ！！」

とすぐにうっしーに反論するが、うっしーの他にレトさんも…

レ「キヨくんのそういうところダメだと思う！」

キ「いや、レトさん人のこと言えないからね！！」

どんどん賑やかになってくるこの空間に自然と笑いが込み上げてきて、みんなの様子を見ながら笑った。

ガ「ちょ、気づいたらバトル終わってんじゃん！」

皆で言い合っているうちに勝敗が決まっていた

レ「もう一戦やろ！！」

レトさんがそう呼び掛けコントローラーを持つ

私もコントローラーを持ち、第二回戦が始まった。

その日はかなり遅い時間までゲームをした。