気付かれなくていいの (ページ6)

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自分磨きページ6

ひとしきり話した後、3人で昼食をとるため、ビル一階の食堂に来た。

jm「もう2時だ～。空いててよかった。」

v「それな！お腹空きすぎて待ちきれない！！」

食券を持ってご飯の引き換えを待っている。
Vさんがは待ちきれないようで、席から立ち上がって厨房を見つめている。

私が買ったのはサラダセットというなんのエネルギーにもならないご飯の食券だった。

ジミンさんに女子って体重規定あるんでしょ？？ってプレッシャーをかけられたからだ。

怖い、厳しい。
本物に会って知った。

午後はジミンさんにも教えてもらいながらダンスをした。
心なしかジミンさんはやっぱり私に冷たい。

v「(あなたの名前)ちゃん！！上手くなって来たね！！」
ってVさんが時々この気まずい雰囲気を和ませてくれる。

練習が終わって、
v「夜ご飯も3人で行こうよ！！」
っていってくれたけど、ジミンさんは私がついてきたら嫌だろうと思って断った。

v「そっか。残念。。気をつけて帰るんだよ？？じゃあジミニ行こ！」
バイバーイと笑顔で手を振りながら、帰っていったVさん。
ジミンさんは相変わらず、私を気にもとめずに帰っていった。

1人の練習室。
まるでVさんが現れる前のような雰囲気に少し寂しくなった。

朝目を覚ますと午前5:00だった。
今日は少し早い。
目覚ましをなる前に止めて、支度を始める。
バイトもあるしで遅寝だけど、朝は早く起きてメイクをする。
メイクしないと絶対外出られない！！
もとがめっちゃかわいいわけではないから。
動画や雑誌で研究して日々メイクを変えてるんだけど。。なんかやっぱり子供っぽい。。
可愛くなりたい！！
でも童顔。。コンプレックスです。

朝早い練習室には、青白い空の光が窓から差し込んでいて、とても不思議な心地良い気持ちになる。

とりあえずモップを取って来てモップをかける。
掃除は好きだ。
「あ！」
パリンっ！！

花瓶を割ってしまった！！

掃除は好きだ。でも好きと得意って違うよね。。

破片を拾おうと手を伸ばすと指を切ってしまった。
あー痛い。

v「おはよう！！ってだいじょぶ？！」
Vさんって朝早いんだ。。
びっくりして見つめているとティッシュを持ってきて私の指に当ててくれた。

「す、すみません！！」

v「とりあえず手洗って？？」
ニコって笑ってくれる。
やっぱり優しい。

私が手を洗っている間に片付けてくれていた。

「ほんとうにすみません。。」

v「(あなたの名前)ちゃんっておっちょこちょいだよね。。笑笑」