7杯目 ページ7
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オッドアイは左右の目の色が違うもの。
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私の目は希少な目。
それを誇りに思っていた。
でも、普通の目になりたかった。
違うだけで、仲間になれなかった。
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Jn「せっかく綺麗なのに。」
私はこの目を綺麗だとは思わない。
Jn「隠すのもったいないよ。」
皆と違うなんて怖くて
Jn「俺は好きだよ。」
私は嫌いです。
『いいんです。普通がいいんです。』
Jn「ふーん。つまんない人間だね。」
何を言い出すんだ。
Jn「弱いね。」
Jn「もっと面白いのかと思ってた。」
『期待はずれだと。』
Jn「うん、そう」
『期待外れて結構です。』
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私は何も言わず出てきた。
あの人が纏う空気はやけに可笑しい。
何かを見透かされそうで。
怖くてたまらなかった。
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Jm「ジンヒョン閉めましたよ。」
Jn「ん、ありがと」
Jm「……あの人は?」
Jn「もう来ないと思うよ。」
Jm「ジンヒョンもいい加減にしてくださいよ。」
Jn「別に、ホントの事だし。」
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私は家の小さな鏡を見ていた。
この偽物を剥がし
『……この目は何色なんだろうね。』
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凛音(プロフ) - 楽しく読ませてもらってるのですが…如何せん誤字が多くて困ってます…。更新する前に目を通した方が良いかもしれないです。 (2020年3月20日 2時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しし | 作成日時:2019年4月6日 23時