私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ28)

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西畑side

Aから琉生を預かって約10分経った。

琉生は俺に抱っこされ、周りに流星たちが集まって話しかけている。

丈「琉生〜俺らと一緒におろな〜」

大吾「パパもおるから嬉しいなぁ」

和也「琉生！こっち来るか？」

はっすんが琉生に向けて手を広げた瞬間

琉生「……ふぇっ…ｵｷﾞｬー！」

謙杜「あ！大橋くんが泣かせた！」

和也「え？！俺?!

ごめんってぇ…」

琉生は大泣き

普段あまりこうやって大泣きせん、大人しい琉生が珍しくかなり泣いている。

余程はっすんに驚いたんやろうな笑

大吾「どうしたん、琉生〜？

あのおじさんが怖かったんか〜？」

和也「おじさんやないわ！

怖がらせてごめんなぁ…」

そう言って琉生を覗き込もうとするはっすん。

丈「おい、大橋！

またお前の顔みたら大泣するやろ！」

和也「えぇ……」

はっすん、なんか不憫やな…

Aの持ってきた琉生のオムツなどが入っている鞄の中を見ると、琉生が好きなおもちゃが入っとった。

それを取り出してあやしてみる。

大吾「琉生の好きなおもちゃやで〜？

ほら！どうや！」

そう言ってあやしてみたり、

恭平「お腹すいとるんやないっすか？」

大吾「確かに、お昼すぎとるしな」

Aが予め作っとったミルクをやってみたり…

でも何故かご機嫌ななめ…

やっぱりママがおらんのがダメなんかなぁ…

結構育児に参加しとったつもりやったけど、かなりショック…

流星「なかなかご機嫌にならんなぁ…」

駿佑「やっぱりママがええんかなぁ…」

そんなことを話していると、

マネ「おーい！もうそろそろ収録再開するぞ…ってなんで琉生くん？」

マネさんがやってきた。

大吾「あ、今Aが会議中なんでみんなで面倒見とったんです。

Aが見えんくなってからご機嫌がようなくて…笑」

丈「そういえば、マネさんとこもお子さんいましたよね？」

マネ「あぁ、2人な。」

謙杜「じゃあ、ぐずってる子どもの相手上手いんやないですか？」

マネ「上手いかどうかは分からないが、こういう時はな…」

そう言って、マネさんは俺から琉生を取り、抱っこして背中をトントンしながら歩き回り出した。

すると、琉生は泣きやみ、眠り始めた。

流星「マネさんすごー！」

謙杜「ちゃんとパパしとったんや…」

マネ「だてに父親やってないからな。」

そう言って勝ち誇った顔をするマネさん笑

ほんま、育児の大先輩には色々教わりたい。