私たちの関係って…【nnw】 (ページ45)

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「な、なんで、ここにいるの?!」

大吾「いや、その、Aに寂しないか聞いた時、ちょっと寂しそうな顔しとったから…」

そんなとこまで見てたんだ…

大ちゃんはいつもそうだった。

私が言葉に出さなくても困っていたらすぐに助けてくれる人だった。

「見てたんだ笑

いや、みんなのあの明るい雰囲気の中にいたら離れるの少し寂しくなっちゃってた…笑

りっちゃんも居てくれてるけど、今先お酒飲んだら、りっちゃんもう寝ちゃって…笑」

大吾「そうやろな思ってん笑

中入れさして〜」

そう言われたから入れてしまった。

「大ちゃん、実家は？

お母さんたち待ってたんじゃないの？」

1番気になっていたこと。

私だってお母さんは福岡公演の時を今か今かと待ってるから。

大吾「あ、おかんのこと？

大丈夫やで。

Aがひとりでホテルおるって言ったら、会いに行ってこい言うてたから。」

大ちゃんのお母さんにはジュニアの頃からお世話になっている。

ジュニアの頃は遅くまで練習して、そのまま大ちゃんのお家でご飯を食べさせてもらったりしていた。

「あ、そうなんだ笑

お母さん元気だった？」

大吾「めっちゃ元気やったで？

もう明日のライブの準備してた笑

俺やなくてAのうちわ持って笑」

「相変わらず私のファンでいてくれて嬉しい笑

言ってたもんね笑

私がファン1号やって笑」

そう。大ちゃんのお母さんは私の担当

初めてファンの前に出る時に

大吾母「私、Aちゃんのファンやから！

ファン1号や！」

そう言ってくれてからずっと応援してくれている。

「懐かしいなぁ…」

そう言うと大ちゃんが後ろから抱きしめてきた。

大吾「何が懐かしいん？」

「いや、初めてステージ立つ時に大ちゃんのお母さんが私を励ましてくれたこと思い出してた笑

もうあれから9年？」

大吾「早いなぁ…

それよりA、こっち向いて」

大ちゃんが急に話を変えてきた

「え？………んっ」

言われた通り振り向くと大ちゃんがキスをしてきた。

段々と深くなっていく。

大吾「…めっちゃ久しぶりやから止められんかも」

そう言って大ちゃんは私をベッドに押し倒し、またキスをしてくる。

確かに久しぶりに体を重ねる。

今日は私もこの気持ちを抑えられないかも…

そう思って身を委ねた。