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恭平side
一緒にいる時間が増えるに連れて、俺もAに心を開くようになり、レッスンなどで一緒になると俺から話しかけに行くことも増えていった
「恭平くんはただイケメンなだけじゃない。
努力を積み重ねてきたからこそ滲み出るカッコ良さがあるよね！
私は恭平くんの歌声も軽くしなやかなダンスも好きだよ！」
俺が悩んでいる時も、Aはいつだって俺の努力を認めてくれた
俺が俺らしくおれる場所はここしかない
そう思った
そして、なにわ男子が結成することになった
俺の名前とAの名前が並んでいるのを見た瞬間
嬉しくて嬉しくて仕方がなかった
初めてなにわ男子として集められた時
「お疲れ様です！
………わ！」
部屋に入ってきたAに嬉しさのあまり抱きついていた
謙社「高橋くん！何してんねん！！」
丈「ちょ、恭平！！」
「ど、どうしたの？！」
みんなが何か言ってるけどそんなのどうでもええ
恭平「Aと同じグループとかエグいてぇ〜！」
「ふふ笑
そうだね笑」
Aと、このメンバーとデビューしたい
生半可な気持ちでこの業界に入ったけど、この世界に入って初めて真剣にそう思った
グループで活動すれば増えていくAとの時間
そうすれば見えてくるAと他のメンバーとの関係
Aはメンバーの中では年下の方やし、1番後輩やから、やっぱり皆から可愛がられる存在
でも、大吾くんとAは他のメンバーとは違う雰囲気を感じた
バカと言われる俺やけど、勘は鋭い
すぐに大吾くんもAもお互い好きなんやって気づいた
それと同時に大吾くんにAを取られたくない
そう思った
そしてすぐ気づいた
俺はAが好きなんやって
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年2月21日 11時
