67話 ページ27
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玄「A、いい加減にしろ！
彼処に行くのは今年で最後だ。弓道もやめろ。
雅貴くんに会うのもやめろ。神社にも近付くな」
家に帰ると何時もの厳つい顔で厳しい顔で私を怒鳴る。その隣では直子さんがほくそ笑んでいる
「なんで･･･？」
玄「何時までも直子の事を母と呼ばないからだ。奏美はもう死んだ。お前の母親ではない。」
「ふざけないで！」
「私のお母さんは1人だけ！そりゃあ直子さんには感謝してるよ！？血の繋がっていない邪魔な存在である筈の私に衣食住を与えてくれてるんだから！･･･でも！それでも6年前母が亡くなってすぐ来た人を私は受け止められる程大きい人間じゃない！
弓道をやめろ…？
雅兄に会うな？神社に近付くな？
馬鹿げた事言わないで！
弓道をやってる理由知ってる？
楽しいからよ！全てが！弓道をやっているのは私の意思！
雅兄はね、父さんが私を見ない間ずっと傍に居てくれた、支えてくれた！神社に行けばお祖父ちゃんが居た、雅兄が居た、大好きな弓道が出来た。私を優しく迎えてくれる人達がいた！
私は誰に何を言われようともこれからも弓道をやめない。」
今まで溜まりに溜まったストレスを全部ぶつけた気分だった。
玄「分からんな、何故お前はそこまで弓道に執着する」
玄「態々髪色を変え、手が怪我だらけになるまで弓を引き、惨めだとは思わないのか」
父さんは私を憐れむような目で見下す
「思わない」
「それは私にとって弓道が本当に大切な物だから」
「父さん、貴方に私の事が分からないのはね
父さんは私の事を知らないから」
ﾊﾟｼﾝ!!
玄「巫山戯たことを言うな」
「･･･私は事実しか言ってない。」
思いっきり頬を叩かれた。
それ自体は気にしていないけど明日学校なのに腫れが引かなかったらどうしよう
玄「そんなに文句を言うなら家から出て行け！」
「あ、そう」
ﾊﾞﾀﾝ!!!!
ただ家から出るのは負けた気がして腹が立つので思いっきり玄関の扉をイラつきをぶつけるように閉めてやった
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
