63話 ページ23
その声は何処か聞き覚えのある声だった
本「それにしても、よく知ってましたね」
佐「のりりんへのプレゼントを探してたら御札いいじゃーん！ってなったんだよ」
千「出ましたのりりん」
万「アイドルの何がいいのか分かんないよなぁ？」
佐「お前らお子様に俺ののりりんに対する無償の愛は分からんだろうな」
椛「あれ、何かやってる
確か…風舞の」
本「風舞がどうかしましたか？」
椛「あの神官風舞のコーチですよ」
声がした方へ歩くと桐先高校の男子達がいた
千「あれあれー、予選ギリギリ通過の風舞じゃーん！」
万「なになにぃ？神頼みぃ？」
本「二人とも、口を慎んで」
千「やだなぁ部長、ただの挨拶じゃないですか〜」
万「そそ！こういう奇跡の出会いってなんつーんですかね？」
千「“ここで会ったが百年目”？」
本「それは仇討ち」
万「間違えた、仇討ちって恨みあっての事だもんね〜」
千「俺達ないもん、ぜーんぜんない
つか、眼中に無い」
海「神頼みって言うならそっちだって同じだろ！」
「海斗やめなって」
相手にするのは無駄だよ…
千「別にー？
俺達は必要ないもん」
万「風舞はさぁー、御札なんかあっても意味ないんじゃないの？
早気の奴とかメンタル弱々な奴とかさ」
千「また誰か早気になったりしてね〜」
チラリと湊を見てそういう
湊「あんまり早打ちやってたらそうなるかもしれないよ」
千「何それ、暗示かけてるつもり？」
万「狡っ辛い手だな」
湊「違う。
ちゃんと会を保てないとだんだん自分の射型が分からなくなるんだ」
千「今度は親切ごかし！」
海「最初にあて擦ってきたのはそっちだろ！」
こんな険悪な雰囲気は七緒が副部長が持つのりりんの団扇への話を持ち出したことによって終止符が打たれた
「言っとくけど湊はそういう奴じゃないよ馬鹿共」
千「はぁ？つか、いたの？気づかなかったー」
万「うわ、何そのカッコ！
“馬子にも衣装？”」
千「似合ってないでしょ」
海「似合ってんだろうが！何勝手なこと言ってんだ！」
双子と話していると海斗にそう言われた
柄にもなく胸が弾み、顔が赤くなる
「海斗ありがとう、でも大丈夫だから」
双子は部長に回収され私は仕事へ4人は御札を貰うまでふらふらと見るそうだ
．
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
