54話 ページ14
ゆうなと梨可は乃愛に着いているが私は七緒と海斗に状況を説明しに行った
「乃愛、朝から熱があったみたいなの」
七「そうなの！？大丈夫かな」
「梨可達が医務室に連れて行くって…私はそれを教えに来たの」
七「そっか…初めて皆で出られる試合だからって体調悪いのに無理したんだ…」
千「あーあ、泣いちゃってるよ」
万「そもそも試合で残念出してるレベルで間違いなんだって」
また双子が馬鹿にしに来た様だ
暇なのね、本当に
海「ンだとてめぇ！！」
「海斗」
七「ダメだよかっちゃん」
愁「千、万失礼だぞ。
新設の部にとって勝ち負けは二の次出場する事に意味があるんだ」
愁「それを揶揄してはいけないよ」
海「二の次なんかじゃねぇ！俺達は勝つ為に出場してんだ！」
愁「それは失礼。
では、互いの健闘を祈ろう」
海斗の方を向き直りニコリと微笑む
「面白いね藤原って」
愁「何がだい？」
「その無意識に貶してくる所とか今までいなかったから」
愁「君は確か…去年の全国大会優勝者の宮村Aさん」
「うん。そうだよよろしく藤原愁くん」
握手をしようと手を差し出すと双子にﾊﾟﾝ!と跳ね返された
千「何偉そうに愁と握手しようとしてんのぉ？」
万「ウケるんだけど！」
千「早気になんかなってダサい癖に」
万「千兄、いくら事実だからって失礼だよ〜！Aだって頑張って治したんだから祝福しようよ！」
千「おめでとう！！」
万「おめでと〜！」
ニコニコと馬鹿にしながら私を囲うようにグルグルと回る
「ハイハイ。ありがとうございます。
ドッペルゲンガーに褒められて嬉しいですよ」
2人を掴み藤原愁の前に置いた
七「Aちゃんが大人の対応をしてる…！」
「七緒怒るよ？」
七「ごめんごめん」
「私も乃愛が心配だから行くね
2人共頑張ってね」
海「おう」
七「白菊さんによろしくね！」
クルッと方向転換し梨可達を追い掛けた
千「なんだよ、親に捨てられた癖に！」
万「仕方無いよ千兄、アイツって自分勝手じゃん？」
千「それもそうだな！」
後ろから聞こえるその声にグッと歯を噛み締め、手を硬く握る
あたかも気にしていないかのようにその場を後にした
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
