第44話 ページ47
貴方side
私は鏡を割った後、
窓を開けて外に出た。
苦痛から耐えられなくて、誤って割ってしまった。
外に出ると、
下はヤバイほど高い。
私はそこを屋根を伝って降りる。
向かった先は、
組織がいる大きなビル。
？「来たな、A…」
貴「はい、実はお話があって…」
実は…私は…
・
スパイなの。
はっ？って思ったでしょ？
私はね、王の孫、つまりお父様の敵は、
私が使えてるリーダー。
私はそのリーダーから命令を受けて、
この会社に入った。
王はもう1人の魔女といつも争っていたの。
その王は魔女を国から永久追放した。
リーダーは魔女の孫。
私はそのリーダーの子供なんだ…
だから、リーダーである父から、
敵の会社に入ることになった。
私はそこで、父からの命令を受けなければならない。
その命令は、
・
王の血を継いでいる者は、
全て殺すこと。
・
私だって、そのつもりで会社に入り、
3人に近づいた。
だけど、会うとドキドキして、
初めて恋というものを知った。
恋した人を殺すなんて、できるわけがない。
3人からもらった
恋という気持ち。
3人からもらった
笑顔。
忘れたくなかった。
ずっと一緒にいたい、そばにいたい。
そんな人をあなたは殺せる？
・
リーダーの子である以上、
私は命令に従わなければならない。
でも、それだけは…できない。
・
《ずっと前からあなたが好きでした。》
隼くんはそう言ったよね。
こんな敵の人間を好きになっていいの？
知ればきっと、いなくなってしまう…
亜嵐くんだって、…そうよ。
・
運がいいことに私は花嫁修行に。
でもそのせいで、私は恋というものを知ってしまった。
命令よりも、
私は誰の花嫁になるか。
私は考えちゃいけないことを考えていた。
敵の人間が、この誰かと結婚するなんて、
絶対できない。
父が…許すはずがない。
決断をしないと…
・
私は、みんなから…
・
離れて生きる。
私がいればみんなは危ない目にあう。
誰も死んでほしくない。
・
私も大好きだよ。
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まみ(プロフ) - 隼くんオチでお泊まり会は隼くんと龍友くんで！ (2018年4月24日 22時) (
レス) id: 29682ed25f (このIDを非表示/違反報告)
星桜 - ひなさん» 隼くんオチですね！コメント嬉しいです！！ (2018年4月23日 18時) (レス) id: e8d124aeed (このIDを非表示/違反報告)
星桜 - Nさん» 分かりました！コメントありがとうございます！！ (2018年4月23日 18時) (レス) id: e8d124aeed (このIDを非表示/違反報告)
星桜 - なむこさん» 亜嵐くんオチ！りょーかいです！！ (2018年4月23日 18時) (レス) id: e8d124aeed (このIDを非表示/違反報告)
星桜 - ゆうかさん» お泊まり会は続編に描かせていただきます！ぜひ見てください！亜嵐くんですね！ (2018年4月23日 18時) (レス) id: e8d124aeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2018年3月29日 11時
