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次の日
『なぁ、』
「……」
『なぁって、』
「……」
『なんやねん、お前』
ぐいっと肩を揺さぶられてそこで初めて気づいた。
「あ、…ごめん」
『どうしたん、えらいぼーっとしてんで』
違うの、ごめん、
昨日、家に帰ってからずっと考えてた、
わたしはどうしたらいいのって。
誰かと一緒にいること、
それはわたしにとっていいことか
悪いことか
自分じゃもうわからなくなって
頭が混乱して、久しぶりに過呼吸になった。
正しい判断ってなんだ?
ひとりでいることのメリットって?
デメリットって?
あぁ、わかんない、…
「はぁ、…っはぁ、はぁ、」
『は、A大丈夫か、おい、おい!』
分からない、頭が真っ白で
呼吸がまともに出来ていない、
今はすばるに名前を呼ばれるのさえ苦しい。
苦しい、
苦しい、
また、過呼吸だ。
『ゆっくり、ゆっくり。
大丈夫、俺がおる。ゆっくり、』
すばるは、ひたすらゆっくり呼吸をするようにと、そう声をかけてくれた。
わたしもその声のとおり
ゆっくりゆっくり呼吸を整えていった。
「はぁ…ふぅ、ふぅ…」
『落ち着いたか?』
「ごめん、ね」
『謝らんで、俺も、たまになるし』
「そうなの?」
『おん、言ったやん、俺とお前はよく似てんねん』
「そっか」
そうだね。
わたしたちは本当によく似てる。
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作者名:ふぅりん | 作成日時:2018年11月28日 21時