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『ん?』
「いや、わたしの生き方はこれで合ってたんだなって」
『あー、せやなぁ、俺も思うわ』
「ずっと、不安だったの、変に意地張って今までひとりを貫き通してきたけど、ほんとにこれで合ってるのかって」
でも、わたしはきっとこれでいい
「わたしは、きっと、すばるがいればそれでいいんだと思う」
隣にすばるがいてくれればそれでいいの。
『ふは、嬉しいこと言ってくれるやん』
「ねぇ、だからさ、すばる」
『...ん?』
「これからもずっとわたしと一緒にいてよ、」
隣にずっと居て、
Aって名前呼んで
大好きなんだ、
やっと気づいた。
この気持ちにはちゃんと感情が入っている。
わたしはいつの間にかすばると一緒になりたいと思ってた。
『おん、お前が嫌って言っても一緒に居るよ』
わたしたちはそこでただただ抱きしめ合った。
なんにも音がない、このふたりの教室で
わたしたちは確かに心をひとつにした。
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作者名:ふぅりん | 作成日時:2018年11月28日 21時