検索窓
今日:10 hit、昨日:32 hit、合計:20,616 hit

29 ページ30

『A...』




「ん、...?」







目を開けるとすぐ目の前にすばるの顔があった。





『もう、起きな、』




「何時?」




『9時すぎた頃、かな』




「起きよっか、」








ふたりで準備して、また外に出かける。





「今日の天気も気持ちがいいね」




『せやな、風が気持ちいい』




「すばる、」




『ん?』




「このままふたりでどっか逃げちゃおっか」









半分冗談、半分本気で言った言葉。



あなたはどう返してくれますか、





こんな窮屈な生活から逃げ出そうと


わたしの手を握ってくれますか、





それとも大丈夫、まだ続けられるって



そう強く言ってくれますか、







『あほ、逃げたら負けやって、』







答えはどちらかといえば後者。





『辛くても続けることに意味がある、』




「ん、そっか」









やっぱりすばるは凄いね、



わたしにはそんな強さはないよ、






わたしにも欲しい


すばるのような




弱さの中にある強さっていうもの。









素敵でしょう、



そういう強さが一番。

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 渋谷すばる   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふぅりん | 作成日時:2018年11月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。