28 ページ29
『ん…』
すばるは一瞬顔をしかめたけど
すぐに寝返りをしてまた寝息を立てた。
「すき、なんだなぁ、」
すばるの寝顔を見ながらふとそう思った。
あぁ、そっか、
わたしすばるのことがすきなんだ、
今はちゃんと分かる。
この気持ちはちゃんと感情が入ったすきだ。
誰かと一緒にいること、
誰かを好くこと、
意識的に避けてきたのはわたしだけど
なぜか、なんでなのかはわたしにもわからない、
だけど、どうしてもこの人だけは離したくないと
そう思ったのは確かだった。
すばるは、わたしをどう思っているのか
それは知らないけど
きっと、あなたもわたしと同じ気持ちなら
嬉しいな、
まだ、起きる時間まで時間はある。
まだ、寝れるかな、
もう一度すばるの隣に寄り添って寝て目を閉じた。
そしてすばるの背中に顔を埋めて
すばるの匂いを胸いっぱいに吸い込んで
眠りについた。
95人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふぅりん | 作成日時:2018年11月28日 21時