1話 ページ2
正義とは一体なんなのか
果たしてそれは正常なものなのか
それが分かる者などいないのではないだろうか
この世が存在する限り人間は生きて死ぬ
けれどそんな世界だからこそ平凡な日常が必要なのだ
これはそんな平凡を捨て
日本に忠誠を誓う1人の女の物語·····
〜成田空港〜
澪)さてと、久しぶりの日本ねクスッ
成田空港に到着した澪はスーツケースを引きながらタクシー乗り場まで行きタクシーで2年近く空けていた自宅へと向かった
澪)ただいま〜!って、誰もいないんだけどね;;
1人で苦笑しながらも久々に帰ってきた家は出発前とさほど変わっておらず、スーツケースを置き出掛ける準備をする
澪)車ちゃんと動くかな?;;2年以上点検してないもんなぁ;;
家を空ける前に点検に出せば良かったと後悔しながらも駐車場に入ると、そこには久しく乗っていない愛車のRX−8
があった
澪)長い間待たせてごめんね
懐かしそうにそう言うと青い車体をなぞりながら運転席へと乗った
澪)やっぱり私の車はこれじゃなきゃねクスッ
そして運転席から遠隔で駐車場を開け、そのままスピードを上げあっという間に車は遠くを走っていった
目指しているのは自分の実家で距離はあまり遠くはない
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RIRI | 作成日時:2023年5月22日 22時