20話 ページ23
貴方サイド
何だろう…
あったかい…。
何かに触れている。
いや、触れているというよりは、
抱かれている。かな…？
トントン。とリズムよく歩く振動が伝わって来る
うっすら目を開けると、白い衣装に、細い手
貴「つる…？」
鶴「起きてしまったか…
すまないな
おっと、暴れないでくれよ？
この高さといえど、今は怪我してるんだから…」
貴「何で…？」
鶴「…」
貴「ねぇ、鶴…、何で、今、私を助けてるの…？」
鶴は、未だに口を開けないまま
無言で、私を抱き、同じスピードで歩き続ける
鶴「…俺は…、主の敵…じゃない…
味方なんだ…」
貴「そ___」
そんな事、信じられない！なんて言葉を吐こうとしたが、現に今、助けられている
そんな事は、言えない
そういえば、あの時、三日月達に囲まれている時
鶴は、何も、危害を加えようとしなかった。
ただ、見ていた。
味方。という可能性は、高い
貴「わ、分かった…
私、鶴を信じる…」
鶴「ありがとう…」
貴「う、ん…
てゆうか、鶴…
下ろして？
もう歩けるから…！」
鶴「いや、今の君は、歩けるような足じゃないだろう？
足だけじゃない。
体中、傷だらけだ
すぐ、部屋につく、じっとしていろ
落とさないから」
貴「…」
言われてみれば、痛いかも←
仕方なく、仕方なくだよ？
お言葉に甘えさせてもらった
貴「ありがと…」ボソ
聞こえるか、聞こえないかくらいの声で言った
鶴「あぁ」ボソ
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マナ - 主いいいぃぃぃぃぃぃぃ……………! (2022年7月24日 20時) (
レス) @page43 id: db64516f3b (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - 里さん» まだ見てくれている人がいるなんて…！暇が出来たら挑戦してみようと思います!! (2021年5月19日 20時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
里(プロフ) - ヤベェ、、涙が止まらない、、！！この続きが見たいです！！！ハピエンで次は終わってほしいですぅぅぅぅぅう！！（泣） (2021年3月30日 12時) (レス) id: fe3542a713 (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - 皆さんご感想ありがとうございす！ リクもできたら消費しますね！ (2019年11月4日 21時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - ヤバイ、涙とまらない…… (2019年11月4日 3時) (レス) id: b68e06102d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲雨缶 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hq/inmy/
作成日時：2017年11月14日 17時
