八話 ページ10
貴「小竜さーん、謙信くーん…」
まだクラスメイトが近くにいるかもしれないので
全速力で階段を登り
小さめの声で彼らの名前を呼ぶ
貴「いない…のかな…」
やっぱり昨日の『約束』は嘘だったのかな…
こんな暗くて妖怪なんて呼ばれている私に
優しくする理由もない
貴「帰ろうか…」
?「すとっぷ」
貴「…え…」
後ろを振り向くと、小竜さん…
ではなく
黒いスーツに黒い髪
眼帯の男の人がいた
貴「だれ…ですか…?」
?「あ、ごめんね
僕は燭台切っていうんだ
君、もしかして小竜くん達に会いに?」
貴「は、はい」
燭「そっか。
皆中にいるからおいで」
中?
燭台切さんが私を神社の建物の中へと招いてくれている
けど、本当に小竜さんたちはいるのだろうか
もしかしたら、このまま中で殺されるかもしれない
燭「どうしたの?
やっぱりまだ信用出来ないかな?」
貴「…へ
そんなんじゃ…ないです…!」
あんまり待たせたら怒るかもしれない
従おう
そうして燭台切さんがニコっと笑って
中に招いてくれた
この人、雰囲気が暖かいな…
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咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» 小豆はもうすぐ活躍させる予定です!ありがとうございます!! (2019年1月5日 0時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - 多分今まで読んだ中で話がまとまっててストーリー生があって、小豆の出番がもう少し欲しいですが…更新楽しみです! (2019年1月5日 0時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» ありがとうございます!!内容がゴチャゴチャしているのにこんなコメントをいただいてとても嬉しいです! (2019年1月4日 23時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - これいい話すぎです! (2019年1月4日 23時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲雨缶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hq/inmy/
作成日時:2018年12月24日 21時