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二話 ページ4

階段を登っている間、いじめられた時につけられた傷が響き、何度も転びそうになった




それでも何故か後戻りはしたくなかった





貴「ついた…」




ついた先には、よく神社で見かける建物や賽銭箱などがあった




その奥には小さな池のようなものがあり、とても気持ちが良い




ずっとここにいたい。という気持ちが出て来る程気持ちが良い




その前に止血だけはしておこうと思い、登ってきた階段の1番上に座り




傷があった膝にハンカチを当てた





その瞬間





ポンと、誰に肩に手を当てられた




振り向くと、青い髪、大きな目をした男の子がいた。




その隣には、金髪の長髪に、マントをまとった男性がいた




?「あ…あの、けが…してるのか…?」





貴「…え…?」




初めて会った人にいきなり傷の心配をされて、戸惑ってしまう




もう中学生なのに、子供にもコミュ障になるとは…




?「ごめんね、この子人見知りなんだ。
君、その傷大丈夫?」




貴「え…あ…
大した怪我じゃないので…」




?「ぼ、ぼく…ばんそうこうもってるぞ…!」




小さな男の子の手の中には絆創膏がある




貴「そ、そんな!
そこまでの怪我じゃないから!
それに、勿体ないよ…」




?「こんなもの、たくさんあるんだから、貰いなよ」




貴「あ…じゃあ…貰う…
ありがとう」




?「それが1番だね!



あ!俺、小竜っていうんだ!


君は?」





貴「Aです」





?「ぼくは謙信だぞ!」




反射的に答えてしまったけど、皆名乗ってくれた





絆創膏ももらったし、悪い人じゃないのかな…

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咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» 小豆はもうすぐ活躍させる予定です!ありがとうございます!! (2019年1月5日 0時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - 多分今まで読んだ中で話がまとまっててストーリー生があって、小豆の出番がもう少し欲しいですが…更新楽しみです! (2019年1月5日 0時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» ありがとうございます!!内容がゴチャゴチャしているのにこんなコメントをいただいてとても嬉しいです! (2019年1月4日 23時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - これいい話すぎです! (2019年1月4日 23時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲雨缶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hq/inmy/  
作成日時:2018年12月24日 21時

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