極秘管理ファイル1ー美味しい訓練ー ページ4
今は訓練後の昼休み。軍なのでほとんどの人間が軍服を来ているのに対し、何故かゾム隊の隊員だけ軍服ではなく、動きやすい私服になっているのだった。それを見てトントンは頭を抱える。
「今日は確かに城内に暗殺者が紛れ込んだらって言う訓練を各部隊でやって欲しいとは言った。言ったで？……でも、使ったのゴムで出来た短剣とBB弾やったはずなのになんでゾム隊だけ全員着替えが必要になったんですかねぇ。」
トントンのその声に怒られる事を察したのか
「ちゃっ…ちゃいますやん！！」
とゾムは慌てた声をあげた。
「俺らの隊、忍び込んだ暗殺者役Aやったんよ！」
「………確かに適任やな。」
「あぁ、これ以上の適任は居ないなぁ。まぁ、ゾムの隊は暗殺を主にしてるから全員適任っちゃ適任なんだが…。」
トントンとグルッペンは当時の事を思い出したのか感慨深そうな顔でゾムの隣に座っているAを見る。本人は気にすること無く昼食のオムライスをつついている。
「まぁ、それはさておきな、俺が
…お団子持っとってん。」
「「「「「ん？？？」」」」」
恐らくその場にいたゾムとA以外の幹部全員が素っ頓狂な声を出した。
いや、でもなんだ、団子って。そんな幹部達の心の声なんて考えず、ゾムは話を続ける。
「しかもな、三色団子じゃなくてみたらし団子でな、Aが、恐らく倒した隊員には倒した証みたな感じで口にみたらし団子突っ込んでたんやけど、タレがめちゃめちゃ飛んで隊服使えんなってもうたんや。」
「…A…なんで団子やったん…。」
頭を押さえながら言ったトントンにAはオムライスから顔を上げ、
『ぜん○いざむらいがお団子剣で戦ってたから。』
と答えた。
「誰や…Aにぜんまい○むらい見せたやつ…。」
とうとう机にゴンと頭をぶつけたトントンに申し訳なさそうに手を挙げたのはショッピだった。
「まさか、真似するとは思ってなかったんです…。」
「そりゃあ、誰が真似すると思うか！」
そう言ったグルッペンは主にSECOMであるゾムとコネシマから睨まれる。
「偉いやんA！お団子やったら痛くないし美味しいもんな！！」
よしよしと頭を撫でるシャオロンに
「ホンマに美味しかったで。」
とゾムも答える。
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ムッチャまっちゃ - 天才ですか？天才なんですか？simaさんのお話すごく面白いです！ (2022年8月28日 12時) (
レス) id: 41cf5c918b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» 大丈夫です！僕もナマケモノなんで！！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 紲那さん» なるほど！！私ナマケモノ更新ですけど大丈夫すかね、、頑張っては見ます、、 (2022年8月21日 12時) (レス) id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» simaさん、コメントありがとうございます！募集企画っていうのは簡単に言うと、参加者を募集して合作する……みたいな企画です！めちゃくちゃ簡潔で申し訳ない…。企画できるように頑張ります！ (2022年8月21日 12時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 募集企画すぐ飛んでいきやす！募集企画の意味分かんないけど((ﾎﾞｿｯ あの、、募集企画ってどんなものか教えてください、、でもどれにしろ絶対飛びに行きます！！！！ (2022年8月17日 20時) (レス) @page25 id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
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