幼女じゃないもん19 ページ21
そこからの光景は一言で言えば地獄みたいだった。
ゾムくんは沢山の料理を持ってくるとトントンくんや部長さん、ロボロくん、エーミールくん、鬱くんの口に運んで苦しむ姿を見て
「やっぱりこれやな！！食害してる時が1番生を実感する！！」
何て言って笑ってるし、シャオロンくんはそれに便乗して鬱くんに食べ物を食べさせたり、ドリンクを色々混ぜたのかこの世のものではなさそうな液体の入ったコップを鬱くんの前において、
「これ飲んでや、大先生。」
と言うし、それに便乗して部長さんもおどろおどろしい色をした液体を作ってきて
「大先生！これとシャオロンのどっちが美味しいか審査してや！！」
と言うし、それを見ていたチーノくんはコップに茶色の液体を注いで
「部長！！コーラ注いで来ました！！」
って言って部長さんの前に置き、それを飲んだ部長さんはその液体を吹き出して、
「これ、麺つゆやん！！！！」
と叫ぶし、部長さんとシャオロンくんのドリンクを飲んだ鬱くんは死にそうな顔をしながら
「ｼｬｵﾁｬﾝ…。これ、何混ぜたん……。」
と言って机の上に突っ伏して、聞かれたシャオロンくんは
「きっしょ！！鳥肌たったわ！！」
と辛辣な言葉を浴びせているし…。
これを地獄と言わずに何と言うって状態でした、はい。
目の前で起きてる地獄を見ながらちびちびと取ってきた料理を食べていた私がふと隣を見ると、そこには山盛りのスイーツを前にしてお花を飛ばしながらスイーツを頬張るグルッペンさんとオスマンさんが…。本当にお花飛ばしてる訳じゃないけど、あの顔は絶対にお花飛んでる！
オスマンさんは何と言うか予想通りって感じだが、グルッペンさんも甘い物好きなんだ…。人は見かけに寄らないなぁと思いつつ、二人の目の前の甘い物の量に胃が重くなったような気がした。
反対側の隣を見ると、塩戸くんも同じ事考えていたのか少し引き気味の顔で、
「いつもこんな感じっす…。」
と言っていた。
『でもまぁ、見てて飽きないよね…。』
「まぁ、そうっすけど、こんなとこで暴れないで欲しいですよね…。」
それは同感です。
「先輩、ちょっとだけ抜け出しませんか？」
目の前の地獄から逃げ出したかった私は二つ返事でOKした。
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しらたまみるるん - うおおおおおかみさくさいこういっしょうおがみます（よみにくいね⭐） (11月10日 21時) (
レス) id: ef9723c520 (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - 森の民さん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただけて光栄です！！ (2022年8月23日 19時) (レス) @page50 id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - うおおぉ！最後まで尊かったです！さいこうだー！ (2022年8月23日 18時) (レス) @page50 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - あずきさん» いえいえー！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 紲那さん» コメ返ありがとうございます‼そうなんですね！教えていただき、ありがとうございます！！！ (2022年8月17日 4時) (レス) id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
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