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「何買うの?」


知念「アイス」


「だと思った笑」


さりげなく車道側に移動した侑李


自然にそうやってしてくれるところにキュンと来てしまう


知念「昨日涼介の家に泊まったんだよね?」


「うん、そうだよ。久しぶりな気がする」


知念「何も無かったの?」


「え?」


知念「いや、深い意味はなくて」


「うん、普通に話して寝たよ。何から何までやってくれてママみたいだった笑」


知念「相変わらずだね笑」


「侑李は?雄也と2人でゆっくり出来たんじゃない?」


知念「うん、2人で飲んでて久しぶりにいっぱい飲んだかも」


「その割に顔面綺麗だね」


知念「言い方笑」


コンビニにはすぐについて食べたいアイスを買ってイートインスペースで食べる


知念「たまにはこういうのもいいね」


「だね!ね、それ1口ちょうだい?」


知念「どうぞ!」


「やった!ありがとう。これどうぞ!」


知念「ありがとう」


「んー!美味しい!」


知念「これも美味しいね!次これ買おうかな笑」


「迷うよね笑」


知念「僕トイレ行ってくるね」


先に食べ終わった侑李が立ち上がる


「了解、外にいるね」


知念「うん、待ってて」


私が外に出たと同時に向こうから数人の男の人がコンビニに入っていった


侑李まだかなーって中を見るとさっき中に入っていった人たちと目が合う


すぐに逸らして下を見る


目を合わせちゃまずいそう直感した


少ししてから


扉が開いて侑李かなと思って振り返る


そしたらその中の一人だった


男「おねーさん1人?よかったらこの後俺らカラオケ行くんだけど一緒にどう?」


「ひとりじゃないです。失礼します」


私は立ち上がってコンビニの中に入ろうとする


男「ちょっと待ってよ」


「連れがいるので」


パシッ


腕を捕まれる


侑李、助けて


知念「僕の彼女になんか用?」


男「ちっいたのかよ」


「侑李、、、」


知念「大丈夫?何もされてない?」


「うん」


知念「ごめんね、1人にさせて。早く帰ろ」


私は怖くて咄嗟に抱きついてしまった


「ごめん、ちょっとだけ」


知念「怖かったね、よしよし。大丈夫だよ」


優しくぎゅっとして頭を撫でてくれる


この時涼介だったらどうしてたのかな


でもすぐに思い浮かんだのは侑李だった


私は凄く安心している


知念「とにかく帰ろ。ここじゃ何があるかわかんない」

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作者名:Ne | 作成日時:2023年11月9日 14時

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