36 ページ36
知念「あ、おはよう」
「おはよう、早いね?」
知念「そっちこそ、どこか行くの?」
「今日の買い出し、オープンまでに買いに行かないと」
知念「僕も行くよ」
「ありがとう、お兄ちゃん起きなくて困ってたから」
知念「雄也が起きない時は僕に言っていつでも頼ってよ」
「ありがとう」
知念「他のことも頼ってくれてもいいけど」
「ん?」
知念「Aが助けて欲しい時困ってる時僕に1番に相談して欲しい」
「1番?」
知念「そう、雄也とか涼介でもなく僕に」
「侑李に?どうして?」
知念「僕がそうして欲しいから。まだ仕事のこととか色々分からないことあるけど何でもできるようになるからAのこと僕が助けたい」
侑李の腕の中に納まった
「ゆ、侑李?」
一気に心拍数が上がる
どうして?
私は涼介が好きなんじゃ?
知念「ごめん、びっくりしたよね。嫌だったら突き放して」
嫌じゃ、ない、
涼介とはまた違う胸の高鳴りが収まらない
知念「今は顔みて言う勇気がないからこのまま聞いて」
「う、うん」
知念「この前涼介が彼女と別れたでしょ?」
「うん」
知念「それはAにとってチャンスでしかない。僕はもう涼介で苦しむAなんか見たくなかったし、次は諦めないってもう決めたから。涼介なんか見てないで僕にしなよ。僕は絶対Aを傷つけない。だから僕を見て」
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ne | 作成日時:2023年11月9日 14時