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山田「おやすみ、俺彼女に電話するからうるさかったらごめん」



「全然、壁そんなに薄くないし大丈夫。おやすみ」



その会話をしていつの間にか寝てた



起きたら深夜の2時


喉乾いたからキッチンに向かう



山田「うん、うん、そうだな。でもさ、そこだとどれくらいかかるかな?」


まだ電話してるのか



私との電話はすぐに寝てく癖に


本命になればちゃんと起きて話してるんだ



っていうかほぼ毎日顔合わせるから話す内容もないんだけど


私は気にせず冷蔵庫から飲み物を出してコップにうつす



何故か視線を感じる


そっちの方を見ると


山田「寝れないの?」



そう口パクしてる



私は横に首を振り



「目が覚めた」



そういうと


山田「とりあえず、その話はまた今度会った時にしよう。もう寝るね、おやすみ」


「涼介も長電話するんだね」



山田「普段はしないよ、ただ家にいない代わりに夜電話してって言われて気づいたらこの時間」



「やっぱりちょっと心配されてるじゃん」



山田「これくらい可愛いもんよ、酷い子はお前と関わるなだのお前の連絡先消せだのすんごかったんだから」



「その期間くらい従えばよかったんじゃないの??どうせバイトで会うことにはなるし家にも来るには来るんだろうけど」



山田「うーん、そうしようと思ったけどやっぱりどこかお前居ないと無理みたいだわ」



「あっそ、変に私巻き込まないでよね、それはそれで別にいいけど」



山田「お前を傷つけることはしないから安心しろ」



いや、彼女作ってる時点で、、って何も無い



考えない



「私アイス食べたくなった。買ってくるね」



山田「この時間に?」



「うん、すぐそこだし。着いてこないでいいよ。お兄ちゃんもこの時間にコンビニ行くこと許してくれてるし」



山田「はーい、気をつけろよ。とりあえずリビングで待ってる」



「いつものアイス買ってくるから待ってて」



山田「ありがとう」

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作者名:Ne | 作成日時:2023年11月9日 14時

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