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知念「Aはさ、涼介に思い伝えないの?」
「うんー、もう伝えてその後どうなるっていうのもめんどくさいなって。もし付き合っても上手くいくか分からないし。振られても気まづいし」
知念「涼介そこまで考える?」
「考えなさそうだからめんどいの」
知念「あー、逆にね」
「考えないからこっちが気使って疲れそうだし」
知念「他に気になる人は?」
「わかんない、涼介がどうしても心に残ってるから」
知念「住みついてんだ」
「そうかな?笑」
知念「最後に頑張って見たら?それでダメだったら考えたらいいじゃん」
「どうして背中押してくれるの?」
知念「ほぼ僕自身にいい聞かせてるようなもんだよ。僕が出来ないから」
「侑李にもいるんだね」
知念「どうしてもね、消えない。その子には他に好きな人がいるって言うのに」
「じゃあ、侑李が頑張るなら私も少しだけもがいてみようかな?」
知念「ややこしくない?笑」
「どうして?一緒に頑張ろうよ」
知念「何が起きてもいいの?」
「どういうこと?」
知念「覚悟してなよ」
「へ?」
知念「ほら着いた。仕事再開!」
侑李の微笑みがかっこよく見えた
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作者名:Ne | 作成日時:2023年11月9日 14時