17 ページ17
山田「俺今日泊まるから」
知念「彼女は?いいの?」
山田「うん、数日間わがままに付き合ったら明日は幼なじみのとこ行っていいよって言われた」
「なんか、上からでムカつく」
知念「涼介に聞こえちゃうよ」
山田「なにコソコソしてんの」
知念「べつにー」
山田「やけに2人すごく仲良くなってない?」
「涼介に放置されたもの同士だからじゃない?」
山田「なんの連絡もなしに悪かった、けど俺除け者にしないで?」
「してないよ?ね?侑李?」
知念「うん、してないしてない」
山田「ならいいけどさー」
「お腹すいたぁ」
山田「A手伝ってー」
「はーい」
山田「これ、切っといてくんない?」
「了解!」
山田「あ、袖!まためくってない」
「めくったんだけどまた落ちてきた」
山田「ほら、手止めてやったげる」
涼介は私の後ろに周り腕を前に出して
包み込まれるように袖をクルクルと回す
「うわ、慣れてる」
私は照れ隠しに嫌味を言う
山田「アホか、お前のやってたらこうなったんだわ、逆に彼女に怪しまれて誤魔化すの必死」
「へ、へー。私のせいなんだ」
山田「出来たぞ、これ切り終わらないと作れないから切るの遅いとお昼も遅くなるぞ」
そう言って私のおでこをツンと押した
「ちょ、すぐやる!」
知念「Aー、早くー」
「まって!」
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ne | 作成日時:2023年11月9日 14時