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初めての会話1 ページ27
「あ、あの・・・
なにか？」
恥ずかしい気持ちをこらえて聞いてみた。
「何回かエレベーターで一緒になりましたよね？」
「ええ」
「いつもおっきい荷物持ってるから何だろう？って」
「ああ、これですか？」
私は自分が抱えている包みを指さした。
「お花が入ってます」
「お花？」
「はい。ここの13階のロビーにお花を飾らせてもらってるんです」
「へえ・・・13階かあ。
あんまり行かない階だ」
「そうなんですか？」
「おえらいさん専用階だからね」
「へえ〜」
なんか人通りが少ないと思った・・・
そうだったんだ。
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年7月6日 17時
