遊真のお姉さんは黒トリガー使いでした！ ２ 【ワールドトリガー】

第５３話 ページ9

車や人が通っていく橋の下

比較的人の少ない場所に１人の少女がいた


「((ちょっと早く着きすぎたかな・・・・・))」


どうやら少女はこの場所で誰かを待っているらしい


ガシャン


「！」ビクッ


大きな音のした後ろを振り返る


ガラン カラカラ・・・


そこには自転車で転んだらしい遊真とその下敷きになったフードを被った優菜の姿があった


「うーむ・・・・・手強い」

『ユウマ・・・・・どいて』

「だ 大丈夫！？」


咄嗟に転んで重なったままの２人に駆け寄る


「ふむ？」


遊真は千佳を見て首を傾げた




.





.





.




「平気平気 ぜんぜん平気」


ポンポンとパーカーについた汚れを払い「ごめん」と隣にいる優菜に謝っている遊真の様子を千佳は見つめていた


「((わたしと同じくらいの背・・・・・小学生の双
双子かな・・・・・))」


遊真・優菜の身長は確かに低いため小学生に見えるのも無理はない


「自転車の練習してるの？」


千佳は訊いた


「友達を待ってんだ その間ヒマだから練習してるだ
だけ」


ちなみにこれは余談であるがすでに優菜は乗れている


「そうなんだ わたしもここで待ち合わせしてるの」


千佳は言った


「ほう 奇遇ですな」


遊真はちらりと視線を自転車へと戻す


「・・・・・おまえ自転車乗れる？」

「え？うん一応・・・・・」

「・・・・・やるね」

「そ そうかな」


誉められた少女は少し嬉しそうに頬を染めた


「こんな絶対転びそうな乗り物がどんなしかけでま
っすぐ走ってるのかと思ったら別になんのしかけ
もなかった！ 驚愕の事実・・・・・！

これで倒れずに走れるのがふしぎだ・・・・・日
本人が特別に訓練されてるのか？」

「((外国の子たちなのかな・・・・・？))」


千佳は不思議そうに双子を見つめた


ピロリロリロ


「あ」


どうやら待ち合わせをしている相手からの連絡のようだ


「もしもし ・・・・・うんわかった 待ってる じゃ
あね」

『あれは？ねえユウマあれは・・・・・あ』


ガシャン


再び転んだ遊真に再び駆け寄る


『ユウマ大丈夫？』

「大丈夫大丈夫」

『やっぱり心配だな・・・・・』


ちなみにこの嫌な予感はすぐに当たる事となる

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• 恋愛運: ★★★☆☆
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• 全体運: ★★★☆☆

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ラッキーナンバー

8

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X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

遊真

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