第68話 ページ25
ガラガラガラ
真っ二つになったビルの上から人が落ちていく
『いた』
あいつだ
確信した優菜は印を出す
『『弾』印(バウンド)!!』
出したそれを踏み 落ちていく人影に向け加速した
一方奈良坂はというと古寺目掛け向かっている優菜に対して迎撃態勢だ
スコープを覗き狙いを定める
「 ((当てる・・・・・))」
引き金に指をかけギリギリまで粘る
バンッ
奈良坂の銃から放たれた弾丸は一直線に優菜へと向かって行く
距離は残り40m____
35m____
20m____
8m____
残り1m____
ガキン・・・・・
甲高い音が鳴った
『『盾』印(シールド)』
優菜によって防がれたのだ
奈良坂の弾丸を止めた優菜は古寺へと大鎌を振り上げた
ザシュッ
肉が斬れる音と共に聞こえる声
《戦闘体活動限界 ベイルアウト》
腹の辺りを深く抉られた古寺はそのまま基地へと飛んで行った
『へえ・・・・飛んでったぞ』
飛んで行った方へ目を向けたのが悪かった
完全に油断していたのだ___
バンッ
再び銃声が聴こえた
奈良坂が撃った弾丸は確実に優菜へと当たった
ピシピシと顔にヒビが入る
大量の煙と共に優菜の姿が元へと戻った
『 ((換装が解けた・・・・・まああんまり関係ない
けど))』
そう思うのには理由があったのだ
優菜を撃った奈良坂は遊真達の方へと銃を向けていた
「!?」
スコープを覗くとそこには片腕を無くしながらもしっかりと立っていた近界民の姿と倒れ付した仲間の姿があったのだ
「 ((三輪と陽介がやられた やつは危険だ
ここで始末する・・・・・!!))」
引き金に指をかけ撃とうとしたその時
「よう奈良坂 ぼんち揚食う?」
飄々とした表情___手にはぼんち揚
実力派(自称)エリート 迅だった
「・・・・・!迅さん!?」
「もうやめとけ あいつらを敵に回すと損するぞ」
迅は下にいる優菜の方に手を振った
『ジンさん・・・・・』
換装が解けた優菜は迅と連れて来られた奈良坂・レプリカに合流した
「・・・・・」
奈良坂からのなんとも言えない視線はとりあえず無視する
「よう優菜 おつかれさん」
迅は少女の頭に手を伸ばす
優菜はそれをイヤがらずに甘受した
「 ((や やっとなついた・・・・・!))」
迅が優菜の頭を撫でる姿はまるで犬と飼い主のような光景であった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
タヌキ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
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レイン(プロフ) - 卯卯鬼さん» それと読んでいただきありがとうございます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - すいません固定です、 一応注意として書いたのですが・・・・・分かりやすいように改善させていただきます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
卯卯鬼 - 名前って固定でしょうか?変わらないので、教えていただきたいです。あと、面白いです!更新頑張って下さい!応援してます! (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7a8ba0adbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAIN@元アラジンlove x他1人 | 作成日時:2016年1月10日 12時