遊真のお姉さんは黒トリガー使いでした！ ２ 【ワールドトリガー】

第６４話 ページ21

「おいおい・・・・・おれがうっかり一般人だった
らどうする気だ

ユウナ死/んだフリは止めろ」

「空閑！！・・・・・は？」


身を守っていたシールドを消し遊真はペシペシと優菜の頭を叩いた


『あぁ ごめんごめん』


むくりと上体を起こし汚れを払った


『あーあ・・・服ボロボロ

わたしが悪いんだけどさ・・・・・』


少女は残念そうにそう言った

少女の怪我が修復されていく


パキパキ・・・・・


「「！！」」

「うおっマジか この距離で防いだ！

というかあいつなんだ！？治ってんだけど！？」


三輪は化物を見るような目で優菜を見た


「・・・・・」


少女身体が治ったのが不思議なようだ


「あのさ」


遊真が立ち上がりながら２人を見る


「ボーダーに迅さんっているだろ？

おれのこと訊いてみてくれない？いちおう知り合
いなんだけど」

「そ・・・・・そうです！迅さんに訊いてもらえば
わかるはずです

こいつらが他の近界民とはちがうって・・・・・
」

「・・・・・迅 だと・・・・・？」


ジンさんを知ってるみたいだな＿＿＿

悪い意味で


少女の予想通り 三輪は苦虫を噛み潰したような顔で呟く


「やっぱり１枚噛んでたか・・・・・

裏切り者の玉狛支部が・・・・・！」

「「裏切り者」・・・・・！？」


オサムは知らないのか・・・・・


「退け三雲

俺たちは城戸司令の特命で動いている これ以上邪
魔するようなら・・・・・」


鋭い目が修を睨み付けた


「実力で排除するぞ」

「退きません ぼくは・・・・・」

『まあまあオサム

ここはわたしたちに任せなよ』


少女は笑う


「さがってろオサム

こいつらが用があるのはおれたちだ こいつらとは
・・・・・

おれたちがやる」


遊真は戦闘体へと換装した


『なるべく黒トリガー(コレ)は使いたくなかったんだ
よな・・・・・

『ルナさん』力借りるよ』


左手首の腕輪に触れる

優菜の姿が一瞬で変わった

腰にはちゃんと武器が収まっているホルダーもある


「オサムはチカに付いててやれ」

「・・・・・わかった((やっぱりあいつの腕輪もトリ
ガーだったのか))」


イスに座っている千佳に気付いた遊真はにこりと笑った


「わるいなチカ 巻き込んで」

「・・・・・！」

「ユウナ・・・・・オサムたちに『盾』印(シールド
)お願いできるか？」

『はいはい 『盾』印(シールド)』


修と千佳を守るように円形状のシールドが出る

攻撃が当たることは無いと思うけど 一応な？

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おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

遊真

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