第57話 ページ13
「大切な人・・・・・?」
優菜の顔が悔しそうに___悲しそうに歪んだ
『うん 大切な人・・・・・
わたしを本当の娘みたいに接してくれたわたしの
『師匠』』
「その人は赤い瞳に黒い髪でな おれたちに本当にそ
っくりだった」
遊真は優菜を見つめそう言った
「そうなんだ・・・・・その人は?今どこにいるの
?」
千佳の言葉が心に刺さる
『・・・・たよ』
「え?」
『わたしを助けて・・・・・死/んじゃったよ・・・
・・』
その場に流れる重い空気
『・・・・・もう4年前も昔の話だよ』
「近界民に・・・・・殺/されちゃったの?」
遊真と優菜が近界民だと知らない千佳は近界民___トリオン兵が殺/したと思っているらしい
『ううん違う わたしが・・・・・わたしが殺/したん
だよ』
ペンダントを触っていた手を恨めしそうに見る
『わたしが・・・・・わたしがこの手で』
じんわりと涙が滲んだ気がした
「そっか・・・・・」
チカはオサムにさっき怒られた時みたいにしゅんとした
『ごめんな こんな話して』
さっきまでの辛そうな表情は何処かへ消え笑みを浮かべる優菜
重かった空気もいくらか軽くなった
修と優菜が先頭を歩き後ろを千佳と遊真が歩く
後ろの2人に気づかれないよう修に話しかけた
『なあオサム」
「なんだ」
優菜は首に掛けてあるチェーンと自分の左手首にある無機質な腕輪を交互に見て口を開いた
『わたしの正体___近界民が2人いることはまだ
ボーダーにバレてないだろ?』
「っ・・・・・ああ」
修は頷いた
『たぶんボーダーにはすぐバレる もし・・・もしバ
レたら ボーダーの事だ
わたしたちの正体を訊いてくるよ』
「ああ・・・・・」
『その時にわたしがこれから言う人の事について・
・・・・
訊いて来てほしいんだ』
表情は癖毛の前髪に隠され見えない
『『五十嵐 月叶』・・・・・オサムもジンさんとの
会話で知ってるはず』
『五十嵐 月叶』
その名前は優菜達がイレギュラー門の原因を見つけた時に聞いた名前だ
『その人について訊いて来てくれ』
修を見た優菜の顔は真剣だった
『さっきの死/んだ師匠っていうのは
"ルナ"さんのことだよ』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
タヌキ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
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ラッキーキャラ
遊真
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レイン(プロフ) - 卯卯鬼さん» それと読んでいただきありがとうございます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - すいません固定です、 一応注意として書いたのですが・・・・・分かりやすいように改善させていただきます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
卯卯鬼 - 名前って固定でしょうか?変わらないので、教えていただきたいです。あと、面白いです!更新頑張って下さい!応援してます! (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7a8ba0adbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAIN@元アラジンlove x他1人 | 作成日時:2016年1月10日 12時