天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

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ﾍﾟｰ「そんな…バケモンかよ長内…パーちん！！」

ペーやんは耐えられなくなったのかパーちんの方へ走り出そうとする

だがそれは

ﾏｲｷｰ「ペー！！」

マイキーの大声によって遮られた

いきなりの大声にペーやんはマイキーの方を見る

ﾏｲｷｰ「黙って見とけっつったよな？」

ﾍﾟｰ「ごめん…マイキー」

もう耐えられないと言うようにタケミっちが声をあげた

ﾀｹﾐｯﾁ「黙って見とけって…マイキー君ヒドくないっスか！？パーちんもう鼻も折れてるし意識も朦朧としてるし…もうダメっスよ」

………そんな簡単に“ダメ”って決めつけるのは良くないと思うんだけどなぁ

ﾀｹﾐｯﾁ「パーちん死んじゃいますよ、止めましょうよ！！！」

タケミっちは必死にマイキーを説得しようとしてる

でもね、タケミっち

ウチの総長はそんなことでこれを止めたりしない

ﾏｲｷｰ「なんで？まだあきらめてねぇじゃん」

それをタケミっちは信じられないような顔で見た

次に私の方を見たけど

『私もマイキーと同意見…止めるつもりは無いよ』

と答えてあげた

パーちんは長内に何度も顔を殴られ、意識はもうほぼない

それでも…ふらつきながらも私とマイキーの方へ歩み寄って来た

パーちんは自身の頭をマイキーの肩に乗せ、左腕を私の左肩に乗せてきた

ﾊﾟｰ「…マイキー……A……オレ…、ふがいねえなぁ…」

息も絶え絶えにそう私たちに言ってきたパーちん

全く…

ﾏｲｷｰ「何言ってんの、パーちん…」

『そうだよ？パーちん』

ﾏｲｷｰ「『オマエ、負けてねえよ…』」


一瞬の沈黙__

からの愛美愛主(メビウス)メンバーの爆笑

様々な罵倒を浴びせられるなか、私とマイキーはパーちんを床に下ろし、長内の方へ歩み寄った

ｵｻﾅｲ「あ？ヤんのか？マイキー、それにA」


あ、ダメだ


プッチンときた


ｵｻﾅｲ「10秒で殺してやr……」


そこから先の声は聞こえなかった


何故かって？


マイキーが長内の左こめかみを蹴り、その後に私が顔面と鳩尾(みぞおち)をけったからな


もうしばらくは喋ることはないだろう


沈黙の後に現れるざわめき


どうやらこいつらは私たちの強さをよくわかっていないようだった


それにしても

『さいっ…あく。クソ野郎の血が私の靴に付いた…次動いたら本気で蹴るよ？』

最悪…

ﾏｲｷｰ「パーちんが負けたと思ってるやつ、全員出てこい………オレらが殺す」

そういうマイキーの声は真剣そのものだった

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