天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

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あれ、そういやパーちん……どこ？



ﾄﾞﾗｹﾝ「おい、愛美愛主(メビウス)！！！」

ドラケンは逃げようとしていた愛美愛主(メビウス)のメンバーに声をかける

ﾄﾞﾗｹﾝ「自分らだけ逃げようとしてんじゃねぇよ、長内に肩貸してやれ！」

ﾓﾌﾞ「はっ、はい！」

自分では持たないのねw


すると、ナイフを展開する音が聞こえた


ふとドラケンの方を見てみると、その少し手前から長内を刺そうとしてるパーちんの姿を捉えた




そこで私がどう行動したのか覚えていない


でも、気がつけば



ナイフは私の左腕を貫通して(・・・・・・・・・)長内の体に刺さっていた


ﾊﾟｰ「テメぇだけは許せねぇんだよ、長内」


そんなパーの声が聞こえた気がした


パーが何をしたのかを見たドラケンはすぐさまパーを突き飛ばした

ﾄﾞﾗｹﾝ「何やってんだよパー！！！」

その大声に出口付近にいたマイキーたちはこちらを振り向く

マイキーは血が溢れ出る長内の特攻服と私の腕に刺さったナイフを見て、何があったのかを察したらしい

マイキーの息を飲む声が聞こえた

ﾏｲｷｰ「パー…オマエ…っ」

ﾍﾟｰ「パーちん…？ナイフなんてどっから…？」

ﾀｹﾐｯﾁ「え…？刺した…！？」

ドラケンはすぐさま長内の安否を確認する

一応、私の腕を貫通した分で致命傷ではないらしい

パトカーの音的にそろそろサツが着いてしまう

その前に…どうにかして腕の出血を止めなければ…

そう考えていると、パーちんが私の方に歩み寄って来た

『…？パー、ちん…なんで…こんな、こと…を…ｯ』

痛みで上手く喋れない

ﾊﾟｰ「ごめん……A」

パーちんは私の腕に刺さっていたナイフを、抜いた

『っっーーーー！！！』

痛みで声が出ない

抜いてすぐの事だったが痛みは一瞬で弱まった

でも、パーちんが発した言葉に驚きを隠せなかった



ﾊﾟｰ「オレ、自首する」




は？


え？


嘘だと言ってくれ…


ねぇ、


ねぇ


ねぇってば！！！


ﾏｲｷｰ「『ふざけんな！/ふざけんじゃねぇーよ！！』」

腕の痛みを忘れてパーを止めようとしたが、ドラケンに捕まり出口まで連れてかれる

ﾄﾞﾗｹﾝ「ボーッとしてんじゃねぇ！マイキー！A！！」

ﾏｲｷｰ「パー！！一緒に来い！」

『おい！パー！！お願いだから一緒に来いよ！！』

ﾄﾞﾗｹﾝ「みんな捕まっちまうぞ！！」

ﾏｲｷｰ『「パー！！」』

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