Re:星屑の魔女【ツイステ】 (ページ5)

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星のカケラが3つページ5

少女は気づかれないようにこっそりと大きな鏡の前に並んでいる集団の中に入った。

少女は隣にいた人に聞いてみる。

『すみません、コレは一体何をしているんですか？』

「え、あぁ、今寮分けをしているんだよ」

『寮分け…、なるほどありがとうございます。
ところで貴方は？』

「ボクはエペル、エペル･フェルミエ…」

『エペル、エペル…。
僕の名前はAだよ。

よろしくね。』

「うん、よろしく
A…どっかで聞いたような……」

少女もといAはエペルと握手を交わした。

『キミ、呼ばれてるよ』

「あっ、そうだねじゃあまた後で」

そういいエペルは闇の鏡の前へ行った。
Aは順番待ちをしていた。

『あ〜暇だねチャル』

「そうだねぇ」

チャルは式典服の中で欠伸をする。
それを羨ましそうに見るA。

その時

「次の人」

『あ、僕か』

Aは闇の鏡の前に立った。

［何時の名を告げよ］

Aには見覚えのある人物だった。

『わぁ…
A、A･プレアデスだよ

久しぶりだね闇の鏡』

胸に手を当て少し裾を持ち上げる素振りをしお辞儀をする。
すると辺りはざわめき出した。

当たり前だろう

何百年何千年前の人物が今此処にいるのだから。

だけどフードを被っているせいで顔が見えない。

［貴女様は…！？］

『いいよそんなに畏まらなくても…
それで僕の寮は何処になるの？』

［汝の魂の形は……］

少し間が開いた
すると意外な答えが出てきたのだ。

［分からぬ

貴女様の魔力は純粋かつ膨大でどの色にも染まりどの色にも染まらぬ…］

『そうなんだ…』

「ふーん興味無いね」

少しつまらなさそうな声でチャルはいう。
その時だった。

バンっとAが入ってきた扉からさっきのペストマスクの男ともう1人のフードを被った生徒が来たのだ。