検索窓
今日:31 hit、昨日:2 hit、合計:7,003 hit

星のカケラが20と4つ ページ26

『冗談だからそんなに怒らなくてもいいのに
ところでキミはレオナ・キングスカラーくだよね?

授業をサボる常習犯だって、よく他の教員から聞いていて


そういえば…クルーウェル先生に植物園にある雪像の花を取りに行って欲しいって言われてるけど、

キングスカラーくんは良くここでサボっているならこれのある場所知ってるかな?』



ケラケラと知らず知らずのうちに煽るようなことを言うA。
獅子の男子もといレオナは腹を立て少し睨む


Aとレオナは見つめ合い数秒の間静寂に包まれた。
折れたのはレオナの方だった。



「ハァ〜、着いてこい」

『ありがとう助かったよ』



レオナは溜息をつきながら案内をした。



『へぇ〜ここかぁ…

興味深いものばかりだね』

「オレはもう案内したからな…」




Aは周りの植物に興味深々で一切レオナの言葉を聞かずクルーウェルに言われていた雪像の花を摘んでいた。

その一瞬、なにかの気配を感じたのかレオナは目を見張った。
Aの周りにオーラのようなキラキラと輝いていた。

それは妖精ここなより美しくこの世とは思えない輝きであったがそれは一瞬の出来事だった。




『よし、これでいいだろう

おや、どうしたんだいキングスカラーくん?』

「いや、なんでもねーよ」


『それではまた授業で』


そういいAは植物園を後にした。




─ポタポタッ


『…気のせいか?』


水滴が落ちるような音が聞こえ振り返るが何も無い
そのままそそくさとクルーウェル

星のカケラが20と5つ→←星のカケラが20と3つ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユノン - 続きが気になる (2022年9月20日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ういろー。 | 作成日時:2022年9月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。