星のカケラが10と3つ ページ15
「――エッ!?
本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか?」
いきなり現れたA達を見て学園長は先程のことを聞きとても驚いていた。
「やっぱりね〜」
『あははっ』
「「「「へっ?」」」」
Aとチャル以外は本当に魔法石を取りに行くとは思っていなかったらしく退学処分の手続きをしていた学園長の反応に怒りを示した。
逆にAは口元に手を当て面白そうに微笑んだ。
みんなか口々に怒りの言葉を言うと”バケモノ”と言う単語に学園長は疑問に思った。
「炭鉱に住み着いた謎のモンスター。
それを4人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?」
「や、協力したっていうか……」
「たまたま協力が一致したというか……」
「作戦は本当にただの思いつきなだけだったんだけど…」
「いや、言い直すと3人と1匹ね」
自分が来る前の話を聞いたAはこれはこれはと随分と愉快な気分だった。
何せ協力の”き”の字もなさそうな学園だったけどこういう風に協力をするというのがとても興味深かったのだ。
その後、ユウとグリム ニコイチで監督生となりエースとデュースは退学を免れた。
『ははっ、良かったね。
それにしてもゴーストカメラとマジカルペンは実に興味深いものだよね…』
じぃーと2つを見つめるAに苦笑いして持つユウ。
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月20日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2022年9月19日 18時