SV ページ6
【サンプルボイス】
一人称/私
二人称/A様、Aさん、お客様、あなた様、あなた、君
三人称/彼、彼女、あの方、あの子
声質/低めの柔らかな声
「初めまして。こちらのギルドに勤めております、ヤマダと申します。どうぞお見知りおきを。こちら、名刺です」
「このたびは超速達便をご利用いただきありがとうございました。目的地、到着です。……あの、お客様、嘔吐はどうかお降りになってから……あー……」
「腹が減ってはなんとやら、です。一旦休憩にいたしましょう。良い仕事は、良い食事と良い休息あってこそ。さすがの私も過労死は御免です」
「素材は見た目が、その、非常に独創的でしたが、このスープにはとても合いますね。煮込んだ分ほろほろと柔らかく、味は……鴨肉でしょうか？和風のお出汁がよく合います。……あの、よろしければ、おかわりをいただいても？」
「ゲームの中でまで何やってんだ、とでも言いたげな顔ですね。いえ、咎める意図はありません。私もそう思います。……どうして私、わざわざゲームの中に来てまでサラリーマンしてるんでしょうね……？」
「さすがの企業戦士も24時間は働けません死んでしまいます。さてはフルタイムの定義を誤解しておられますね？ブラック企業でもそこまではしませんよ……」
「……あまり、気乗りはしませんね。できないとは言いませんが、損害に対してあまりにも利が薄い。アンフェアな取引は市場そのものを不健全にする。それは大変よろしくない」
「私は自分に利することしかしませんよ。……さきほどの奢りはどうなのか、と？勿論それも私のためですよ。ほんの数百Gの出費で相手の好意を買えるのならば安いものでしょう。別に、小さな子供のいたいけな眼差しに良心が痛んだというわけでは……いや、確かにそれも数％ほどはありはしますが、そういう話ではなくてですね？あの、聞いていらっしゃいます？」
「お客様は神様ですが、それが必ずしも良い神とは限りません。時にはお祓いも神殺しも必要になるのです。つまりこうです。困りますお客様ァ！」
「なるほど、これが本当の"モンスター"カスタマー。早々にお帰り願いましょう。ええ、具体的には三途の川の向こう岸まで。またのご利用をお待ちしておりません」
「ペンは剣よりも強し、とはよく言ったものです。ペンはいい。剣よりも軽く、遥かに手に馴染み、何より、銃刀法違反にならない」
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作者名：李代 | 作成日時：2023年3月13日 19時
