○___ ページ21
「(あー、Aさん、どんな顔するんやろ…。)」
約2日間家を空けていた俺は、久々の愛しい彼女の元へと、帰っていた。
彼女が好きなシャルロットを買って。
喜ぶかな、驚くかな、そんな行き着けのない感情を胸に秘めて。
「…あれ。」
我が家のインターホンを何回も押したが、彼女は出て来ない。
「…っ…!」
慌てて鍵を空けて扉を開くと、初夏の心地よい風が彼女の香りと共に
頬を撫でた。
「っ…!Aさんっ…!」
慌てて駆け寄ると、すやすやと規則正しく寝息を立てて眠る彼女の姿が。
「…あぁ、おかえりなさい。」
瞼を擦りながら、のんびりと答える彼女を可愛いと思ってしまった。
「心配かけないで下さいよ…。」
「わ、私寝てただけだよ…!?」
「そういうことちゃいます。」
「そ、それより、いい匂いするね…!」
俺は少しだけ口角を上げると、耳元であまく、囁いた。
「あんたの為に、買ってきたんすけど、ちょっと今はまだ駄目っす。」
寂しさと、心配させたという事を使って、ゆっくりと彼女を抱きしめた。
***
作者です。
本当にすみませんでした。
1ヵ月以上、更新停止、挙げ句の果てに内容を変えてしまう…。
本当に、申し訳御座いません。
スランプ気味になってしまい書き方がよくわからなくなってしまいまして。
これからは少しずつ更新再開していこうと思います故、こんな我が儘な作者の作品を何卒宜しくお願いします。
*沢山の閲覧、評価、お気に入り、本当にありがとうございます!
*2/2、ユーザネーム変更。
何からなにまで、すいません。
***
2/2
Lycoris.
終わり
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作者名：Lycoris. | 作成日時：2018年11月24日 6時
