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キバ「そ…そんなバカなルールがあるかぁ!現にここには中忍試験を何度か受験している奴だっているはずだ!」
イビキを指差してそう叫ぶキバに、イビキは不気味に笑って言った。
イビキ「ククク…運が悪いんだよ…お前らは……今年はこの俺がルールだ。そのかわり引き返す道も与えてるじゃねーか……自信のない奴は大人しく受けないを選んで来年も再来年も受験したらいい…」
サクラ「(つまり三人の内一人でも受けないを選べば三人とも道連れ不合格…受けるを選んでもし正解できなければ……その人は一生下忍のまま…!どっちに転んでも分が悪い!こんなの普通の精神じゃ選べないわよ!)」
イビキ「では始めよう。この第十問目…受けない者は手を上げろ、番号確認後ここから出てもらう。」
貴『(なるほど…!本題はこっちか!)』
サクラ「(私は手を上げない!受けるを選んでも正解する自信はある…たとえナルトの所為で道連不合格になっても私は十問目を間違えた訳じゃないから次も受験できるし……
でもナルト、アンタは別…私達の存在を無視してでもここは大人しく引いて次の機会を考えるべきだわ…!)」
教室はシーンと静まりかえる。するとナルトの隣りの男の子が手を上げ、それと同時に席を立ち上がる。
受験者「おっ俺は…やめる!受けないっ!……すまない…!源内!イナホ!」
試験官「50番失格。130番、111番!道連れ失格。」
受験者「ちくしょう…!」
試験官の言葉を聞いた他の班員の二人は席を立ち、教室を出て行く。するとつられるように他の受験者もどんどん手を上げていく。
受験者「おっ俺も!」
受験者「わ…私も…」
受験者「俺もやめる!」
次々と教室から出て行く受験者にナルトは縮こまってじっとしている。
貴『(…ナルト……)』
サクラ「(ナルト…なんで手を上げないのよ…いっつも火影火影って…悪いわねナルト、アンナのその叶いそうもない夢……潰させたくないみたい…!)」
そっとあげようとした手は、サクラの視界に映った一つの手によって止められた。
サクラ「(え⁉)」
貴『(!ナルト…!)』
サスケ「!」
ナルトがふるふると手を震わせながら手を上げたのだ。だがその手は勢いよく降り下ろされ、机を思いっきり叩きつけた。
ナルト「なめんじゃねー!俺は逃げねーぞ!」
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時