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スラスラと鉛筆を進めていくと、九問目まですぐに埋めることが出来た。
取り敢えずは大丈夫だと一息つくがまだナルトの事が残っている。
どうしたものかとまた悩んでいると、目の前から砂埃が舞ってきた。サラサラと砂の擦れる音が聞こえる、この耳に感謝だ。
だがこれほど繊細に砂を操れるとしたらあの人しかいない。
貴『…我愛羅くん……』ボソッ
Aの声に応えるかの様に目玉だけで現れた我愛羅の気配に、Aはニコリと笑って言う。
貴『さすが、貴方も気づいていたんですね…?』
目だけだからか答えない我愛羅に口元に手を当ててクスリと笑い。答案用紙を我愛羅に見やすい様に少し前に出した。
我愛羅の目に反応はなく、解答を見ると我愛羅の目は砂になって消えていった。
貴『(面白いな、あんな術もあるとは…)』
Aはただ優しさで答案用紙を見せた訳ではない。我愛羅はきちんと試験にのっとって行動していると判断して考えてAは答案を見せたのだ。
我愛羅の術に関心していると、一番前から声が聞こえてきた。
イビキ「よし!これから第十問を出題する!」
どうやらあれこれしているうちに四十五分がたってしまったようだ。
『やばい』と思いナルトを見てみると一生懸命にイビキの声に耳を傾けており、十問目に賭けているようだった。
イビキ「…とその前に一つ、最終問題についてのちょっとしたルールを追加させてもらう。これは…絶望的なルールだ。」
イビキのまさかの言葉に受験者達は驚きの色を見せる。
ナルト「(絶望的なルール…⁉)」
イビキ「まずはお前らに、この試験を受けるか受けないかのどちらかを選んでもらう!」
テマリ「え…選ぶって…!もし十番目の問題を受けなかったらどうなるの⁉」
イビキ「……受けないを選べばその時点でそのものの持ち点は0にとなる…つまり失格!勿論同班の二名も道連れ失格だ。」
受験生「ど…どういうことだ⁉」
受験生「そんなの受けるに決まってるじゃない!」
イビキに対しての焦りの声を無視してイビキは続ける。
イビキ「そして…もう一つのルール……受けるを選び、正解できなかった場合………その者については今後永久に中忍試験の受験資格を剥奪する!」
みんな「⁉」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時