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結局、ナルト達と席がバラバラになってしまったAの座席は一番後ろだった。
皆の座席を確認してから席に座ると共に紙を渡される。
すると黒板の前に立っているイビキが口を開いた。
イビキ「…この第一の試験には大切なルールってもんがいくつかある。説明は一切受け付けんからそのつもりでよーく聞いとけ。」
イビキは黒板に書きながら説明を進めていく。ルールをまとめるとこうだ。
1.最初から各受験者には満点の十点が与えられている。試験問題は全部で十問・各一点とし、不正解だった問題数だけ持ち点から点数が引かれる減点式。
2.試験はチーム戦。つまり三人一組か四人一組の合計点で競われる。
3.カンニング及びそれに準ずる行為を行ったとみなされたものは、その行為一回につき二点ずつ減点される。
貴『(つまり一人五回間違ったら終了…って事か。ナルトが…なぁ…)』
イビキ「無様なカンニングなどを行なったものは自滅していくと心得てもらおう。仮にも中忍を目指す者、忍なら立派な忍らしくするとこだ。」
ニヤリと怪しげな笑みを浮かべてイビキはそう告げた。
サクラ「Aは知らないけどナルトはともかくサスケ君と私は大丈夫!ナルトが例え0点でも私達がカバーすれば…)」
サクラはそう考えるもその考えはイビキの次の言葉で儚く散った。
イビキ「そして最後のルール…この試験終了までに持ち点を全て失った者…及び正解数0だった者の所属する班は……三名・四名全て道連れ不合格とする。」
サスケ「(なっ!)」
貴『(あぁ…ナルト終わったな…)』
サクラ「(なんですってぇええ!)」
ナルト「うっ…二つの殺気と一つの哀れみの視線…」
イビキ「試験時間は一時間だ、よし…始めろ!」
イビキの言葉と同時に部屋全体から紙をめくる音が響いた。だがその後に鉛筆の音が聞こえたのはごく僅かの人だけだった。
貴『(…これは下忍にはきついな…)』
問題内容は暗号文の解読や様々な物を応用した融合問題など…基本的な下忍のレベルでは到底溶けないような難しい問題ばかりだった。
そして最後の問いには試験開始四十五分経過してから出題される….と書いてあった。
貴『(サクラちゃんは多分解けるだろうから…問題はナルトとサスケの二人があれに気づくかどうかだな……)』
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時