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アンコ「まさか貴方まで呪印を持っていたなんてね……取り敢えずカカシ、封印任せたわよ。」
カカシ「あぁ…A立てる?(よし、ちゃんと意識は保っているようだな。)」
貴『…あれ?足が……』
そういうAの足は震えており力が入らない様だった。するとそこには口元の血を拭いながらカブトが近づいていき口を開く。
カブト「すみません……さっき打った薬が実は麻痺薬で…一時間程度動けなくなると思います。」
カカシ「あぁ、わかった。」
サスケ「A!」
ナルト「Aー!大丈夫か⁉」
上から降りてきたサスケとナルトににこりと笑うとカカシに視線を移す。
貴『悪いんですけど…歩くの手伝って貰えま…って、わっ…』
ふわりと前にも感じた様な浮遊感が来る。
カカシ「なーに言ってんの。立ってるのも辛いのにあるけるわけないでしょ。」
今のこの状態は横抱き…まあつまりは俗に言うお姫様抱っこだ。
サスケ「…………」
……すぐ近くからの殺気を感じ取っているカカシは無視を決め込んでおりサスケに「ほら行くよ。」と声をかけてAを連れたまま扉へと歩いていった。
………………
カカシ「んじゃ、まずはサスケからだ。上の服脱いでそこ座れ。」
サスケ「…おい、まさかAにも同じ事をするんじゃないだろうな。」
貴『………』
カカシ「えっ、いや流石に上全部は脱がさせないよ…さっ!サスケは早く封印終わらせるよ!」
サスケ「……」
貴『…あー、私は後ろ向いてますね!』
だいぶいつもの調子に戻ってきたAは察したように少し目を逸らした後サスケとカカシの反対の方を向いて座った。
少しすると血の匂いが漂い、「準備か…」とすぐに判断する。
やがてまた少しするとポタポタと血の滴る音と一緒にカカシの声が聞こえてきた。
カカシ「よし!少しの辛抱だ、すぐに終わる。」
カカシは素早く印を結んでサスケの呪印部分に血のついた手を押し付けた。
カカシ「(封邪法印!)」
サスケ「ぐぁぁあああ!」
貴『!』
サスケの叫び声に後ろを振り向きたい衝動に駆られるがここは耐えなければと膝を抱えて終わるのを待つ。
やがてサスケの声が徐々に小さくなっていき荒い息遣いがその部屋の中に響く。
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時