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足に首筋程には及ばないが痛みが走る。どうやら何かを打ち込まれているようだ。
やばいと直感で感じ直ぐに打たれていない方の足でカブトの腰を蹴って今度こそ体を起こした。
貴『く……(毒？…いや麻痺系統の可能性もあるか…どちらにしろ早めに決着を付けないと…)……！』
いきなり首筋が熱くなる。そして直ぐに先程の様な痛みがAを襲った。
貴『あ゛あ゛ぁぁぁああ！！』
耐えきれずその場にしゃがみ込んで痛みに耐える。
アンコ「！な…なんであの子が…！」
カカシ「なんでAが呪印を！」
周りから聞こえる驚きの声にAは自分の腕を見てみる。するとそこには、
貴『ぁ…呪…印…』
Aの左腕は全体が呪印に覆われていた。それは前にサスケが暴走した時の姿とよく似ていて…
貴『く……あ(力が…湧いてくる…？それどころか溢れてくる…….)』
しゃがんでいたAは顔を下に向けたままゆっくりと立ち上がり抑えていた首筋の手を退けた。
貴『あはは…(この力には頼りたくない…でも…この力があればサスケ兄さんを……)…………守れる。』ボソッ
バッと顔をあげたAの顔半分には呪印が広がっており、その黒い色によって写輪眼の赤い目はより引き立てられている。
そしてその表情は……笑っていた。
みんな「っ！」
その場にいる全員がAの状態がおかしいのにもかかわらずその目に見入ってしまう。
カブト「なっ……ぐぅ！」
その間にAはカブトの背後へとまわり蹴りを食らわせる。その蹴りは最初の蹴りより何倍も重く、カブトは端っこの方まで吹っ飛んでいく。
そしてカブトが壁につく直前ににAは勢いをつけて首を抑えてカブトを壁に叩きつけた。
カブト「カハッ…！……ぼ、僕の負けだよ……っ！」
壁に少しひびが入りカブトは血を吐く。そして負けの宣言をするが、今のAはそんな事など耳に入らずポーチからクナイを取り出してカブトの胸元に躊躇無く振り下ろした。
ガガッ！
カカシ「……やりすぎだぞ、A！」
貴『…………カカシさん……』
その手を止めたカカシの他にもアンコやアスマなど数人の忍がAの動きを止めていた。
貴『…ぅ……』
小さく声を漏らしたAは糸がきれた人形の様にカクンと崩れ落ちるがカカシがすぐに支える。
カカシ「A…その呪印……」
貴『……っく…ぅ……すみません…迷惑、かけました……』
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした！修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました！ (2020年1月20日 23時) (
レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぃろ | 作成日時：2019年6月18日 16時
