恋、始まりました 3『染谷勇次郎』

ろうじゅーよん ページ17

あのあと私たち3人(私と操と彼方さん)は椅子に座って何故か連想ゲームをしていたけど








撮影は一向に始まっていなかった








こころなしか聖奈ちゃんの姿も見当たらない







貴「操、どうしたんだろう？」






操「さぁ.....？あ、次『曲』ね」







曲.......と考えていると彼方さんがスタッフに呼び出された









彼方さんの行った先はプロデューサーさんなどお偉いさんが固まっていた








どうしたんだろう？







勇次郎と愛蔵も流石にイラついてるのか腕を組んで指をトントンさせていた






私が連想ゲームに戻ろうとすると









彼「え！！聖奈ちゃんがインフルエンザで来られない！？」








プ「ちょっ、声が大きいです！」







..........え









聖奈ちゃんが来ない......？









まじですかぁ......






彼方さんの声が大きいと言うまでもなく、全員声が大きいので会話は丸聞こえだった







「どうするんです？」




「いやぁ.....今日しか全員日程合わないんで」




「代わりの王女役を探すしか....？」




大変だね、あっちも






操「A、次は何？」






貴「ああ、じゃあ次は......！？」







私が操に前傾姿勢になるとさっきまでそこで話をしていたお偉いさんたちが私たちの周りにいた








貴「........どうしたんですか」







プ「君、王女....やらない？」









..........









貴/操/勇/愛「「「「は？」」」」






貴「私......ですか」







プ「そう、君。可愛いし文句無いんだよね」









待って頭が追い付かない

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