恋、始まりました 3『染谷勇次郎』

よんじゅーはち ページ2

貴「あ.....」








そこには









.









.......お母さんの姿が









な ぜ い る ？









母「あっ、ごめんなさい邪魔するつもりは無かったの。さ、続けて♪」









はいそうですか、ってなるかあ！！









貴「なんでいるのよ！？！？」








母「だって買い物の帰り道に貴方たちがいたんですもの。愛娘たちのラブシーンを私が見逃さないわけがないでしょう？」









愛娘たち？









つっこむのも面倒くさいし









ていうか、見られてたこっちはよくなかったけどね......！？









1人で百面相していると勇次郎が私の手をとって









勇「Aを、僕のお姫様にしてもいいですか？」








とお母さんに言った









貴「勇次郎....！」









涙が浮かんで、勇次郎の姿が少しぼやける









お母さんは柔らかい笑みを浮かべて









母「Aが勇次郎くんを選んだのなら私はいうことないわ」









勇「はい」









勇次郎は溢れるような笑顔を浮かべると私を抱き締めてくる









強いけど





でも、苦しくないような抱き締め方








勇「大好き、A」









勇次郎が私を抱き締めたまま耳元で呟く









そんなの勿論.....









貴「私も！勇次郎大好き！」









頬擦りしてくる勇次郎が超可愛い







ヤバイどうしよう









.









お母さんはそんな私たちを優しく見守ってくれていた

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