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34.JK ページ34

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別れて友達という立場になってから
別れるちょっと前よりも、
付き合いたてのころのように
頻繁に連絡するようになった。


ヌナからの信用を取り戻したい。
ただそれだけ。



あれからアヨンと話をつけた。

すんなりいくとは思っていなかったけど
自分が寂しさを埋めるために利用した手前
冷たく突き放すことができずにいたのを
助けてくれたのはやっぱり兄さんたちで


しばらくすると職場でも見かけなくなり
スタイリストのヌナに聞けば辞めたと。



JK「ヒョン…アヨン辞めたって」


JN「あ〜、…ユンギだよ。
アイツのあの冷徹な目で
口悪くなんか浴びせてたからね。苦笑
さすがに居づらくなったんじゃない?」


ユンギヒョンが?
気になって連絡してみれば事務所の作業室だと。
だろうと思ったけど。



YG「わざわざ事務所まで来てどうした?」

JK「アヨンのことで…
ユンギヒョンが強く言ってくれたって
ジニヒョンから聞いたので」

YG「チッ、ほんとお喋りだなあのヒョン」



そう言いながらも表情は怒ってなくて



YG「お前がグズグズしてっからだよ。
ヌナ取り戻したいんじゃねーの?
なのにいつまでもアイツはお前に
くっついてこようとするし
黙って見てるのも限界だったんだよ」


JK「ごめんなさいヒョン、…ありがとう」


YG「ヌナはさ、俺にとっても大事な人なんだ。
恋愛感情なんてこれっぽっちもねぇけど
俺が俺でいるためには必要な人なんだよ。
だから頼むから傷つけないでやって」


「…はい」




ヌナとユンギヒョンには
彼氏の俺でも入れない特別な絆があった。



有難いことにどんどん有名になってきて
俺たちは様々な場面で
プレッシャーを感じることが多くなった。


音楽活動の要を担うユンギヒョンには
俺たちが感じる何倍ものプレッシャーがのしかかり
押しつぶされそうになりながら、葛藤しながら
より良いものを生み出してくれる。


そんなヒョンの心のバランスが崩れそうな時
支えになるのがヌナの存在だった。


そしてヌナにとってもヒョンは
心が弱った時に支えになる存在だったのは確かで


その関係にどれだけ嫉妬したって
強くは言えなかった。


ヒョンが崩れれば俺らは終わる。
自分の彼女が力になってくれるなんて
誇らしいじゃないか。
そう言い聞かせて抑えてきた。



それ程までに強い2人の絆。


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ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして!コメントありがとうございます!楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです!一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^!♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして!お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)!波乱編完結しました!まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました!笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして!いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください!よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバキ | 作成日時:2018年10月19日 0時

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