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JM「ヌナーー!!」
後部座席から助手席に座ってる私を
バックハグするように
首に手を回してくるジミンちゃん。
JM「ヌナが前に進めそうでよかった!」
「逃げずに乗り越えようって思えたのは
みんながいてくれたおかげだよ」
ジョングク君からの視線が凄いけど
そんなの気にしてないジミンちゃん強いな。笑
JK「ヒョン…触んないで」
JM「友達にハグしただけだよー♬」
JK「宿舎帰ったら覚えといて下さいね」
JM「!!ヌナ助けて!」
ジミンちゃんがおちょくるからでしょ。笑
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3人で話すことは尽きなくて
空港まであっという間だった。
しばらく来ることはないだろう。
あぁ…寂しくなってきちゃった。
2人とは車の中でお別れ。
空港内に入れば今朝のテヒョン君みたいに
なりかねないからね。
「これ、誕生日プレゼント…
帰ってから開けてね?」
それは彼氏であるグクに用意したもので
友達に戻ったジョングク君に渡すべきか迷ったけど
彼が生まれたこの日を祝うために
たくさん考えて準備したんだもん。
彼の元にあるべきだもんね。
JK「え、いいの…?」
「大切にしてね?」
JK「っ…もちろん!」
潤んだ瞳で私の手を
キュッと握ってくるジョングク君。
揺れる瞳に引き止められそうになるけど
「そろそろ行かなきゃだ」
飛行機の時間は待ってくれない。
JK「ヌナ、またね?」
「…うん、またね!」
ジミンちゃんとジョングク君に手を振り
振り返らずに搭乗口を目指した。
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JK"ヌナ、もう日本に着いた?"
"うん、もう家に帰ってきて荷物の整理してる"
JK"明日からもう仕事?"
"そうだよ。ジョングク君もでしょ?"
こうやってると付き合ってる頃みたいだね。
JK"プレゼント見たよ。
ありがとう、本当に嬉しい!"
添えたカードについては触れてこなかった。
それには私からの愛の言葉がたくさん
綴られているから。
今の私たちには触れられないね。
車の中で話していたように
それから毎日カトクで写真を送ってきては
こうやって繋げて何気無い会話をして
最後には"大好きだよ"と、
それに"ありがとう"と返す日々が続いた。
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ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして!コメントありがとうございます!楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです!一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^!♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして!お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)!波乱編完結しました!まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました!笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして!いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください!よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツバキ | 作成日時:2018年10月19日 0時