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本当は今頃幸せな誕生日を
過ごせているはずだった。
それなのに、今その彼は
私を抱きしめながら肩で泣いている。
JK"っ…Aっ"
好きという気持ちは残っているのに
やり直したいという彼に応えられないことが
悲しくて、切なくて
私の目からも涙が溢れた。
JK"ごめんね、泣くつもりじゃなかったのに。
もう大丈夫！ありがとう"
ひとしきり泣いて落ち着いたのか
私から離れて笑顔を見せる彼に
またひとつ切なく揺れる。
JN「さ！食べようか！みんなグラス持って！」
それからソクジン君の掛け声のもと乾杯をし、
みんな私たちが気まずくならないように
気を遣って盛り上げてくれるのがわかって
申し訳無い気持ちになる。
ジミンちゃんがたくさん写真を撮っていて
JM「ヌナとグガ撮るから寄って〜！」
そう言われて戸惑っていると
横に座っていたジョングク君の腕が
腰へとまわりビクッとしてしまった。
JK「…ヌナ笑って」
耳元で聞こえた小さな声
お祝いする為にここまで来たんだもんね。
そう思ってカメラに向かって笑ってみせた。
シャッター音がして
画面を覗くジミンくんの顔が
泣きそうに歪んで
JM「すごくいい写真が撮れたよ…」
そう見せてくれた写真には
私とジョングク君の楽しそうな姿が写っていて
…別れているとは思えないね。笑
そのくらい素敵な写真だった。
戻りたい。
素直にそう思った。
写真の中のわたし達みたいに
笑い合っていた頃に戻りたい。
やり直すことをしっかりと考えながら
友達として進んでいこう。
そう思わせてくれる写真を
私の手元にも残しておきたくて
「ジミンちゃん、あとで
私にもそれ送ってくれる…？」
そう言うと、満面の笑みで
もちろんだよ！と返してくれた。
…きっと私とジョングク君だけじゃ
ここまで気持ちを持ってこれなかったと思う。
心がいっぱいで壊れそうになった時には
ユンギ君が支えてくれて
話せない話はジミンちゃんが聞いてくれて
邪険にして、酷いこと言ってごめんね？
.
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JH「ヌナは何時の便で帰るの？」
「17時の便で帰るよ。
あと1時間くらいしたら出ようかな」
JH「…また来るよね？」
「………」
なんて返事をしたらいいか迷ってしまう。
YG「来れるように2人頑張るんだよな？」
そうだね。
さすがユンギ君。
「うん」そう言って笑って見せると
みんなが嬉しそうに笑ってくれた。
もちろんジョングク君も。
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ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして！コメントありがとうございます！楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^！ (2019年3月24日 16時) (
レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです！一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^！♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして！お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)！波乱編完結しました！まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました！笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして！いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください！よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツバキ
| 作成日時：2018年10月19日 0時
