続＊A connected heart [ep.1]

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グクとの話をうまく自分の中で
処理しきれなくて1人にさせて欲しい、と

ソファーで膝を抱えて
ゆっくり1つずつ整理していく。



どれくらいそうしていたんだろう。



隣が沈んで少しすると肩を叩かれた。






JM「少し俺とお話ししよ？」



そう言って笑いかけてくれたジミンちゃん。
少しホッとした。
グクだったらまだうまく話せないから…





JM「ジョングガとはうまく話せた？」


「…ううん」


JM「ジョングガと、その…、別れちゃうの？」


「………」


JM「別れたくない？」


「わからないの…。
信じられなくなったら無理だって…
お互いが傷つきながら一緒にいても
そんなの辛いだけでいつか崩れる。
でもね、裏切られたって知っても
好きな気持ちが消えてしまったわけじゃない。
やり直したいって思ってくれてるのだって
嬉しいって思ってる自分もいるの…」


JM「やり直してみたらいいんじゃないの？」


「でもね、信じることって簡単じゃない…」



信じることが怖くて恋愛できなくなっていた私に
この人ならって思わせてくれたのがグクだった。



そんなグクにも裏切られてしまって…

でもそれは私のせい。

そうさせてしまったのは私だから。



「私やっぱり恋愛に向いてないんだと思う」


JM「向いてないって…そんなことないでしょ？
グクと付き合ってて凄く楽しそうだったよ」


「私がこんなんだから、ジョングク君が
他の子に行っちゃったの。
頑固に会いに来てくれない彼女より
素直で可愛い子が近くにいたら
行きたくなるのも無理ないよ。」


JM「ヌナ！！怒るよ…？
ヌナは会いに来てくれないからって
近くにいる優しい男の人と浮気するの？
しないでしょ？」



怒るよ！と言いながら
もう怒ってるようなジミンちゃん。

浮気ってハッキリ言われるときついな。
間違ってないんだけどさ。




JM「そのことに関してはジョングガの
意思が弱かった。ジョングガが悪い」



「…そっか…うん」



JM「俺はね、ずっと2人を見てきたから
やっぱり仲直りして一緒にいて欲しいなって思う。でもヌナの気持ちもわかるからさ…
すぐにじゃなくてもいいんじゃない？」



すぐにじゃなくても…？



JM「また友達に戻って、
ジョングガが信用を取り戻せるよう頑張って
それでヌナが戻りたいなって思えたら
それからまたやり直してもいいんじゃないかな」


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