検索窓
今日:22 hit、昨日:20 hit、合計:211,578 hit

26.JM ページ26

.


JM「もういいの?」


JK「1人にして欲しいって言うから
少し待ってようかと…」




いつもの生意気さはどこへやら

肩を落としながら椅子に座った弟。



頭を撫でてやると力なく
ヒョン…と呟く。




JM「お前、しでかした経緯と
やり直したいしか言ってないじゃん。
ヌナもあれで全部なのかな…
もっとしっかり話した方が良さそうだけど」



YG「時間かけてゆっくりいけ。
ヌナ抱えきれてないんだよ。
深く傷つきたくなくて
無意識に考えるのを拒否してるんだと思う。
…一気に詰め込むとパンクすんぞ」




ヌナはソファの上で膝を抱え
ぼーっと宙を眺めているだけ。


しばらくそんな姿を見ていたけど
ゆっくり瞬きするくらいで
呼吸もしてるか心配になる程動かない。

何を考えてるんだろう。





そんな中、


TH「…傷つくのが怖くて
ジョングガに話せないんなら
俺たちには話せるかもじゃない?」




突然そんなことを言い出すテテ。


…そんなうまくいかないだろ。




YG「ジミナ、お前ヌナの話聞いてやれ」

JM「え、えぇぇお、俺?」




YG「テヒョンの言うことも一理ある。
ジョングガに話せなくても
他のやつになら話せるかもだし。
お前そういうの得意じゃん?
…餅みたいだし。…ちっさいし。
話やすいだろヌナも」



いや、ディスられてるよね?


JM「身長な関してはヒョンも
変わらないですからね?」



ヒョンの言い分には納得いかないけど
俺に話せるなら吐き出してほしい。




ヌナの隣に座ればちょっと緊張する、。



ふぅ…。




JM「…ヌナ、大丈夫?」



そう問いかけてみても
ヌナはぴくりともせずに宙を眺めたまま
返事は何も返ってこない。



JM「ヌナ、ヌナ!」


ヌナの肩を叩きながら
さっきよりも少し大きな声で呼ぶと
ゆっくりとこっちに目を向けて


「…ジミンちゃん」


そう呟いた声は
びっくりするほどか細い声で

本当にこの役目が俺で大丈夫なのか
心配になった。



.

27.→←25.JK



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (229 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
586人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして!コメントありがとうございます!楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです!一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^!♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして!お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)!波乱編完結しました!まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました!笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして!いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください!よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ツバキ | 作成日時:2018年10月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。