続＊A connected heart [ep.1]

14.JM ページ14

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電気もつけずにベッドの上で膝を抱え
鼻をすすってるテヒョン。



JM「ふふ、男のくせに泣くなよ」



TH「…ノックぐらいしろよバカ」

JM「自分だっていつもしないくせに。笑」




思ったより泣いてたね。
お前がヌナと別れたの？って言いたくなるくらい。




TH「俺ジョングガに酷いこと言った…」

JM「うん」

TH「もうちょっと言い方あったかもしれない」



お前はいつだって真っ直ぐだからね。


空気読めよ！
ちょっと考えてから口に出せ！
って思うことも今までたくさんあったけど




JM「俺はお前凄いなと思ったよ」

JM「さっきのお前の言葉は
今ジョングガに必要な言葉だったはずだよ」



ヒョン達だって、俺だって
躊躇って言えなかった言葉を
代わりにお前が言ってくれたんだよ。


膝にポンっと手を置きそう伝えると


TH「そっか、ならよかった」


と泣きながら笑っていて



JM「泣くか笑うかどっちかにしろよ。
ブサイクだぞその顔」


そう言えば


TH「元がブスのジミナに言われたくない」


カウンターパンチをくらう。



JM「はぁ？！ブスだと？
ちょっと自分がイケメンだからって」


TH「お前顔面最下位だもんな」


JM「ふっざけんなお前！」




殴る俺に、痛い痛い！って笑うテヒョンは
いつものテヒョンに戻ったみたい。




TH「ジョングガもヌナも大丈夫かな…」

JM「ヌナ既読にもならないよ」

TH「もうヌナと会うこともできないのかな？
そんなの嫌だよ…」



ヌナのこと姉のように慕ってたもんな。
俺だって寂しいよ。



JM「でもお前の言葉聞いて
ジョングガも力が戻った目したからさ
アイツきっと頑張るよ。
見守ってやろう？」



ジョングガ、お前はどう動くの？
どうか戻ってきて、ヌナ。


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